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【フォトウェディング】両親の服装どうする?和装・洋装の失敗しない選び方

1. はじめに:フォトウェディング、両親にも最高の思い出を

人生の晴れ舞台である結婚式。近年は、従来の結婚式にこだわらず、写真撮影を中心としたフォトウェディングを選択するカップルも増えています。 お二人の大切な記念となるフォトウェディングは、同時にご両親にとってもかけがえのない思い出となる一日です。

しかし、いざフォトウェディングを行うとなると、準備することはたくさんあります。撮影場所の選定、ドレスや着物の決定、そして忘れてはならないのがご両親の服装選びです。

項目重要度
撮影場所との調和
洋装か和装か
両家のバランス
ご両親の意向

ご両親にとって、お子様の晴れの姿を見ることができるのはこの上ない喜びです。だからこそ、ご両親にもフォトウェディングを楽しんでいただき、素敵な思い出を一緒に作りたいものですよね。ご両親の服装選びは、単なる「衣装選び」ではなく、感謝の気持ちを表す大切な機会でもあります。

この最初の章では、フォトウェディングにおける両親の服装選びの重要性について触れ、スムーズな準備と当日の流れを理解する上で大切なポイントをご紹介します。 次章以降では、和装・洋装それぞれの服装選びのポイントや、よくある質問など、より具体的な情報を提供していきますので、ぜひ参考にしてください。

2. 洋装の場合の服装選び

(1) 母親の服装:フォーマルドレス、ワンピースなど

フォトウェディングで洋装をする際、母親の服装で人気なのはフォーマルドレスやワンピースです。落ち着いた色合いで、膝丈~ロング丈のものが一般的です。華やかな場にふさわしい、上品なデザインを選びましょう。

新郎新婦の衣装とのバランスも大切です。例えば、新婦が純白のウェディングドレスを着る場合は、母親はベージュやネイビーなどのドレスを選ぶと、新婦が引き立ちます。

服装デザイン
フォーマルドレスベージュ、ネイビー、グレー、パステルカラーロング丈、膝下丈、Aライン、シンプル
ワンピースベージュ、ネイビー、グレー、パステルカラーロング丈、膝下丈、Aライン、シンプル
その他シックな色のアンサンブルアクセサリーで華やかさをプラス

フォーマルドレスやワンピースを選ぶ際の注意点は以下の通りです。

  • 露出が少ないデザインを選ぶ
  • 派手な色や柄は避ける
  • アクセサリーは上品なものを選ぶ

黒や白のドレスは、新郎新婦の衣装と被ってしまう可能性があるので避けるのが無難です。どうしても着用したい場合は、新郎新婦に相談してみましょう。

また、季節に合わせた素材やデザインを選ぶのもポイントです。夏の屋外撮影であれば、通気性の良い素材のドレスを選びましょう。逆に冬であれば、ショールやボレロを羽織るなど、防寒対策も忘れずに行いましょう。

(2) 父親の服装:スーツ、ジャケットスタイルなど

フォトウェディングで父親が洋装をする場合、スーツやジャケットスタイルが一般的です。新郎新婦の衣装とのバランスを考慮し、格を合わせることが大切です。正礼装であるモーニングコートや燕尾服は格式が高すぎることがありますので、場にふさわしいセミフォーマルな服装を選びましょう。

ダークスーツが無難ですが、華やかな場にふさわしい華やかさをプラスするために、ネクタイやポケットチーフでアクセントを加えるのもおすすめです。ベージュやネイビーなどの明るめのスーツも、新郎新婦の衣装とのバランスが取れていれば問題ありません。

アイテム具体例補足
スーツダークスーツ(黒・濃紺・グレー)
明るめのスーツ(ベージュ・ネイビー)
新郎の衣装より格上にならないように注意
シャツ白無地
淡い色の無地
清潔感のあるものを
ネクタイシルバーグレー
濃紺
柄物
スーツの色に合わせて華やかさをプラス
黒の革靴紐付きのフォーマルなもの

ジャケットスタイルの場合、ジャケットとスラックスの色を合わせるのが基本です。ノーネクタイでも問題ありませんが、蝶ネクタイやネクタイを着用することで、よりフォーマルな印象になります。カジュアルになりすぎないよう、シャツや靴にも気を配りましょう。例えば、インナーに白シャツ、足元に革靴を合わせることで、フォーマルさを保ちつつ、おしゃれな雰囲気を演出できます。

新郎新婦の衣装とのバランスを意識しながら、父親らしい風格と華やかさを兼ね備えた服装選びを心がけましょう。

(3) 両親の服装をレンタルする場合の注意点

両親の衣装をレンタルする場合には、いくつかの注意点があります。衣装選びで失敗しないよう、事前に確認しておきましょう。

項目内容
試着の有無事前に試着できるか確認しましょう。サイズ感や着心地を確かめることで、当日の安心感につながります。オンライン試着サービスを提供しているレンタルショップもあります。
レンタル期間いつからいつまで借りられるのか、余裕を持ったレンタル期間を設定しましょう。フォトウェディングの前後数日を確保しておくと安心です。返却方法も確認しておきましょう。
セット内容衣装だけでなく、小物もセットになっているか確認しましょう。靴やバッグ、アクセサリーなど、必要なものが全て揃っていれば、別途用意する手間が省けます。着付けやヘアメイクサービスの有無も確認しておくと良いでしょう。
キャンセル規定万が一、フォトウェディングが延期やキャンセルになった場合のキャンセル料や変更手数料について、事前に確認しておきましょう。
レンタル料金料金体系や追加料金の有無を確認しましょう。クリーニング代が含まれているかどうかも重要なポイントです。
その他衣装の素材やデザイン、色味など、新郎新婦の衣装とのバランスも考慮しましょう。写真写りを確認するため、試着時に写真撮影しておくと安心です。フォトウェディングのロケーションに合った衣装を選ぶことも大切です。疑問点があれば、レンタルショップのスタッフに相談してみましょう。

以上の点に注意して、両親の衣装選びをスムーズに進めましょう。素敵な衣装で、最高の思い出となるフォトウェディングを演出しましょう。

3. 和装の場合の服装選び

(1) 母親の服装:黒留袖、色留袖、訪問着など

和装でのフォトウェディングの場合、母親の服装は格式や華やかさを考慮して選ぶことが大切です。代表的な服装には、黒留袖、色留袖、訪問着などがあります。それぞれの格や特徴、ふさわしいシーンを理解し、新郎新婦とのバランスも考えながら選びましょう。

服装特徴シーン
黒留袖最も格が高い黒地に五つの家紋が入った着物親族の結婚式で新郎新婦の母親が着用
色留袖黒留袖に次ぐ格地色が黒以外で五つ紋、三つ紋、一つ紋のいずれかが入った着物親族の結婚式、お宮参り、七五三など
訪問着色留袖に次ぐ格華やかな絵羽織のある着物結婚式への参列、パーティー、お宮参り、入学式、卒業式など

黒留袖は既婚女性の第一礼装であり、最も格の高い着物です。フォトウェディングで着用する場合、両家の格式が釣り合うかどうかも考慮が必要です。色留袖は黒留袖に次ぐ格を持ち、華やかな色柄が特徴です。訪問着は、華やかな柄が特徴で、幅広いシーンで着用できる着物です。

一般的に、フォトウェディングでは黒留袖は格式が高すぎるため、色留袖か訪問着が選ばれることが多いです。新婦が和装の場合、新婦の衣装とのバランスも重要です。新婦が白無垢や色打掛を着る場合は、母親は色留袖か訪問着を着用するのが良いでしょう。もし新婦が引き振袖を着る場合は、母親は訪問着を選ぶのがおすすめです。

母親の服装選びで迷った場合は、レンタルショップのスタッフに相談してみるのも良いでしょう。写真写りや全体のバランスを考慮したアドバイスをもらえます。

(2) 父親の服装:紋付羽織袴、モーニングなど

フォトウェディングで和装をする場合、父親の服装で最も格式が高いのは紋付羽織袴です。新郎新婦が和装の場合、父親も紋付羽織袴を着用することで、格調高い雰囲気を演出できます。

一方、モーニングは洋装ですが、格式高い礼服であるため、和装のフォトウェディングにも違和感なく合わせることができます。新郎新婦が和装でも、父親が洋装で参加したい場合はモーニングがおすすめです。

服装格式説明フォトウェディングへの適合度
紋付羽織袴最も高い正式な和装礼装新郎新婦が和装の場合に最適
モーニング高い正式な洋装礼装和装のフォトウェディングにもマッチ
スーツ中程度ビジネスやフォーマルな場にふさわしい洋装格式を重視しない場合に着用可能

紋付羽織袴とモーニング以外にも、スーツを着用するという選択肢もあります。ややカジュアルな印象にはなりますが、新郎新婦の意向や撮影の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。和装のフォトウェディングで父親がスーツを着用する場合は、ダークスーツが無難です。ネクタイやシャツの色も落ち着いたものを選び、全体をフォーマルな印象にまとめることが大切です。

フォーマル度の高い順に、紋付羽織袴、モーニング、スーツと並んでいます。撮影の雰囲気や新郎新婦の服装とのバランスを考慮して、最適な服装を選びましょう。

(3) 両親の和装をレンタルする場合の注意点

両親の和装をレンタルする場合、いくつか注意しておきたい点があります。スムーズに準備を進め、当日気持ちよく撮影に臨むためにも、以下の点に気をつけましょう。

項目内容
試着事前に試着を行い、サイズや着心地を確認しましょう。特に、草履のサイズは重要です。当日長時間履くことを考慮し、少し余裕のあるサイズを選ぶと良いでしょう。
レンタル期間撮影日だけでなく、前日や翌日もレンタル期間に含める必要があるか確認しましょう。着付けや返却の手間を考えると、余裕を持ったレンタル期間を設定することをおすすめします。
セット内容レンタル料金に何が含まれているか、しっかりと確認しましょう。着物、帯、小物だけでなく、着付けに必要なものや草履、バッグなども含まれているか事前に確認しておきましょう。
着付け着付けの手配も忘れずに行いましょう。レンタルショップで着付けサービスを提供している場合もありますが、別途手配が必要な場合もあります。また、着付けの場所や時間についても事前に確認しておきましょう。
キャンセル料万が一、撮影がキャンセルになった場合のキャンセル料についても確認しておきましょう。キャンセル料が発生する期間や金額について、事前に確認しておくと安心です。
その他レンタルショップによっては、写真撮影用の小物などを貸し出しているところもあります。必要なものがあれば、レンタルショップに問い合わせてみましょう。

事前の確認や準備をしっかり行うことで、安心して和装でのフォトウェディングを楽しめます。素敵な思い出を写真に残すためにも、これらの点に注意してレンタルしましょう。

4. フォトウェディングのロケーション別服装アドバイス

フォトウェディングのロケーションによって、ふさわしい服装は異なります。ロケーションの雰囲気に合わせた服装選びで、より素敵な写真を残しましょう。

ロケーションおすすめの服装ポイント
海辺
新郎新婦:カジュアルなドレス・シャツスタイル海風になびく軽やかな素材がおすすめ
両親:リゾート感のあるワンピース・アロハシャツ華やかすぎない、リラックスした服装が◎
ビーチサンダルは避けた方が無難です
ガーデン
新郎新婦:ナチュラルなドレス・カジュアルスーツガーデンと調和する柔らかな色合いがおすすめ
両親:ワンピース・ジャケットスタイル落ち着いた雰囲気で、華やかさもプラス
芝生の上を歩くので、ヒールは避けた方が良いでしょう
ホテル
新郎新婦:正統派ドレス・タキシード格式高い雰囲気に合わせた正装がおすすめ
両親:フォーマルドレス・スーツエレガントな装いが◎
ホテルの雰囲気に合わせて、華やかなアクセサリーもおすすめです
和風庭園
新郎新婦:和装ロケーションにぴったりの和装で厳かな雰囲気に
両親:和装格式に合わせた和装が望ましいです
着物に合わせた草履やバッグを選びましょう

ロケーションに合わせて服装を選ぶことで、統一感のある素敵な写真に仕上がります。事前にロケーションのイメージを共有し、両親と相談しながら服装を決めるのがおすすめです。

5. まとめ:素敵な思い出を写真に残そう

フォトウェディングは、新郎新婦にとってはもちろん、両親にとっても大切な思い出となります。素敵な写真を残すためには、両親の服装選びも重要なポイントです。この記事でご紹介したポイントを参考に、後悔のない服装選びをしましょう。

事前の準備と確認が、当日のスムーズな撮影につながります。以下の点を改めて確認しておきましょう。

確認事項詳細
服装の決定両親の希望や体形、撮影場所の雰囲気に合った服装を選びましょう。
衣装の手配購入、レンタル、どちらの場合も余裕を持って手配しましょう。レンタルの場合は、予約状況や試着の有無を確認しておきましょう。
着付け・ヘアメイク必要に応じて、着付けやヘアメイクの手配も忘れずに行いましょう。特に和装の場合は、プロに依頼することをおすすめします。
写真の共有撮影した写真は、両親にも共有して、素敵な思い出を分かち合いましょう。

フォトウェディングという特別な機会だからこそ、新郎新婦だけでなく、両親も一緒に楽しめるように、服装選びからしっかりと準備を進めていきましょう。

和装か洋装か、どんな色やデザインにするかなど、両親の意見を尊重しながら、皆が納得できる服装を選び、最高の思い出を写真に残しましょう。

また、当日の天候や気温にも配慮し、快適に過ごせる服装を選ぶことも大切です。フォトウェディングは、一生の宝物になる素敵なイベントです。準備を万全にして、最高の思い出を作りましょう。

yuen wedding 編集部
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yuen wedding 編集部

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