Instagram

フォトウェディング挙式ありの費用相場|後悔しないためのポイント解説

1. はじめに:フォトウェディングの魅力と挙式ありのスタイル

近年、結婚式のスタイルが多様化しています。その中でも注目を集めているのが「フォトウェディング」です。従来の結婚式とは異なり、写真撮影に重点を置いたスタイルで、自由度の高さが魅力です。

項目内容
メリット費用を抑えられる、準備期間が短い、好きな場所で撮影できる、自分たちらしい演出ができる
デメリットゲストを招いてのおもてなしができない、挙式がない場合が多い

しかし、「やっぱり挙式はしたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなニーズに応えるのが「挙式ありのフォトウェディング」です。これは、フォトウェディングに挙式を組み合わせたスタイルで、両方のメリットを享受できます。

挙式ありのフォトウェディングには、以下のようなメリットがあります。

  • 挙式と写真撮影をまとめて行えるため、準備の手間が省ける
  • 費用を抑えつつ、挙式と写真撮影の両方を実現できる
  • 挙式の規模やスタイルを自由に選べる
  • 親族や親しい友人だけを招いて、アットホームな挙式ができる

このように、挙式ありのフォトウェディングは、費用を抑えたい、準備期間を短縮したい、自分たちらしい結婚式にしたいというカップルにとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。次の章では、挙式ありのフォトウェディングの費用相場について詳しく解説していきます。

2. 挙式ありのフォトウェディング 費用相場

挙式ありのフォトウェディングの費用相場は、スタイルや内容によって大きく変動します。 一般的な相場感をつかんでおくことで、予算計画を立てやすくなります。挙式の内容だけでなく、写真撮影にかかる費用も含まれるため、注意が必要です。

平均的な費用相場は、50万円前後とされています。ただし、これはあくまで目安です。実際には、選択するオプションやプラン内容によって、費用は大きく増減します。

項目費用相場
挙式料10~30万円
衣装(新郎新婦)10~20万円
ヘアメイク3~5万円
写真撮影10~20万円
アルバム5~10万円
その他(ブーケ、装花など)5~10万円

上記はあくまで目安であり、それぞれの項目で費用を抑えたり、逆にこだわって費用をかけたりすることで、総額は大きく変わります。例えば、衣装をレンタルではなく購入する場合や、アルバムをグレードアップする場合は、追加費用が発生します。

また、挙式を行う場所によっても費用は変動します。人気の式場や土日祝日の挙式は、割増料金がかかる場合もあります。これらの要素を考慮しながら、予算に合わせて最適なプランを選びましょう。

3. 挙式スタイル別の費用相場

(1)教会式:教会での挙式にかかる費用相場

教会式は、厳かな雰囲気の中で永遠の愛を誓うことができる人気の挙式スタイルです。教会によって費用は異なりますが、一般的な教会式にかかる費用の相場は以下の通りです。

項目費用相場
挙式料10万円~20万円
牧師への謝礼2万円~5万円
聖歌隊・オルガニスト5万円~10万円
装花3万円~10万円

教会式では、上記の費用の他に、以下のような費用が発生する場合があります。

  • 挙式会場までの移動費用
  • 宿泊費
  • ゲストへのおもてなし費用

これらの費用も考慮して、予算を組むようにしましょう。

教会によって、挙式料に含まれるものが異なります。例えば、聖歌隊やオルガニストの費用が含まれている場合や、装花の費用が含まれている場合があります。事前に教会に確認しておきましょう。

また、教会によっては、挙式プランを用意している場合があります。プランの内容や費用を確認し、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。

費用を抑えるためのポイントとしては、オフシーズンに挙式を行う、平日に挙式を行う、などが挙げられます。教会によっては、割引プランを用意している場合もありますので、確認してみましょう。

(2)神前式:神社での挙式にかかる費用相場

厳かな雰囲気の中で日本の伝統的な結婚式を挙げられる神前式。神社によって費用は異なりますが、相場は以下の通りです。

項目費用相場
初穂料(玉串料)5万円~10万円
衣装レンタル(新郎新婦)10万円~30万円
着付け・ヘアメイク5万円~10万円
写真撮影5万円~15万円
その他(介添料、祈祷料など)2万円~5万円

神社での挙式の場合、初穂料(玉串料)として5万円から10万円ほどかかります。これは神様に捧げるお金で、神社によって金額が定められています。また、衣装レンタルや着付け、ヘアメイクも必要です。白無垢や色打掛など、憧れの和装を着る場合は、レンタル費用が高額になる傾向があります。写真撮影費用は、撮影枚数やアルバムの種類によって変動します。さらに、介添料や祈祷料、控室料なども発生する可能性があります。これらの費用を合計すると、神前式にかかる費用は30万円前後になることが多いでしょう。

神社によっては、挙式と写真撮影がセットになったプランを提供している場合もあります。プラン内容や費用をよく確認し、予算に合わせて検討しましょう。また、神社の雰囲気やロケーションも重要な要素です。事前に神社に見学に行き、ご自身のイメージに合うか確認することをおすすめします。

(3)人前式:ホテルやレストランなどでの人前式にかかる費用相場

人前式は、特定の宗教にとらわれず、列席者の前で結婚を誓うスタイルです。そのため、ホテルやレストラン、ゲストハウスなど、様々な場所で挙式を行うことができます。自由度の高さから近年人気が高まっています。

人前式にかかる費用は、場所や内容によって大きく異なります。会場費に加えて、司式者への謝礼、結婚証明書、音響設備、装花などが費用に含まれる場合もあります。

項目費用相場
会場費5万円~30万円
司式者への謝礼3万円~5万円
結婚証明書1万円~3万円
音響設備2万円~5万円
装花3万円~10万円

上記はあくまでも目安であり、実際の費用は会場やプランによって異なります。例えば、ホテルウェディングの場合、会場費に人前式に必要なものが含まれているプランもあります。レストランウェディングの場合、料理の価格帯によって会場費が変動することもあります。

人前式を行う際は、希望の場所や内容に合わせて、複数の会場に見積もりを取り、比較検討することが大切です。また、演出内容や装飾などをこだわると費用が上がるため、予算に合わせてプランを調整しましょう。

(4)少人数挙式プラン:少人数向けプランの費用相場

少人数挙式プランは、家族や親しい友人だけを招いて行うアットホームな挙式を希望するカップルに最適です。 費用を抑えつつも、挙式の感動を大切な人たちと分かち合うことができます。プランの内容はスタジオや式場によって異なりますが、一般的には挙式に必要な基本的なものが含まれており、オプションで追加することも可能です。

少人数挙式プランの費用相場は、他のプランと比較すると比較的リーズナブルです。 挙式の内容や人数、含まれるサービスによって費用は変動しますが、おおよそ10万円~30万円程度が相場となります。

項目費用相場
挙式料5万円~15万円
衣装(新郎新婦)5万円~10万円
ヘアメイク2万円~5万円
写真撮影3万円~7万円
アルバム2万円~5万円

上記はあくまで目安であり、プラン内容によって費用は増減します。例えば、以下のようなオプションを追加することで費用は上がります。

  • 挙式会場の装飾
  • ブーケ・ブートニア
  • 引き出物
  • 披露宴

少人数プランでも、こだわりの演出やアイテムを追加することで、より特別な一日を演出できます。 予算に合わせてプラン内容を検討し、後悔のない挙式を実現しましょう。 具体的な費用については、各スタジオや式場に見積もりを依頼し、詳細を確認することをおすすめします。

(5)ロケーション挙式:海辺やガーデンなどでの挙式にかかる費用相場

開放的な雰囲気の中で行うロケーション挙式は、近年人気が高まっています。海辺やガーデン、歴史的な建造物など、非日常的な空間で思い出に残る挙式を挙げることができます。しかし、場所によって費用相場が大きく異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

ロケーション挙式の場合、大きく分けて以下の費用項目が発生します。

  • 挙式会場使用料
  • 挙式進行費用(司式者への謝礼、音響設備など)
  • 装飾費用(装花、椅子、祭壇など)
  • オプション費用(介添え、送迎など)

これらの費用項目を合計すると、ロケーション挙式全体の費用相場は以下のようになります。

挙式場所費用相場
海辺20万円~50万円
ガーデン30万円~60万円
歴史的建造物50万円~100万円

上記はあくまで目安であり、場所や時期、プラン内容によって費用は変動します。例えば、人気のリゾート地やハイシーズンは費用が高くなる傾向があります。また、装飾やオプションを追加することで費用が上乗せされる場合もあります。

具体的な費用については、各会場やウェディングプランナーに問い合わせて見積もりを取ることが重要です。複数の会場を比較検討し、予算に合わせて最適な場所を選びましょう。

4. 挙式ありフォトウェディングの流れと準備

挙式ありのフォトウェディングは、一般的な結婚式と同様に準備が必要です。大きな流れと各ステップで必要な準備を把握しておきましょう。

ステップ内容準備
1. 問い合わせ・相談希望のフォトウェディング会社に問い合わせ、プラン内容や費用について相談します。希望の挙式スタイル、撮影場所、予算などを明確にしておきましょう。
2. 契約プラン内容と費用に納得したら契約手続きを行います。契約内容をしっかり確認しましょう。
3. 挙式会場決定挙式を行う会場を決定します。教会、神社、ホテルなど、希望のスタイルに合わせて選びましょう。それぞれの会場の雰囲気や収容人数、費用などを比較検討しましょう。
4. 衣装選びウェディングドレスやタキシードを選びます。複数の衣装を試着し、自分に合った衣装を選びましょう。
5. 撮影日決定撮影日時のスケジュールを調整します。余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
6. 打ち合わせカメラマンやヘアメイクアーティストとの打ち合わせを行います。撮影イメージや希望のヘアメイクなどを伝えましょう。
7. 撮影いよいよ撮影当日です。最高の思い出となるように、リラックスして撮影に臨みましょう。持ち物などを事前に確認し、忘れ物がないようにしましょう。
8. 写真セレクト・アルバム作成撮影した写真の中から、アルバムに掲載する写真を選びます。写真の仕上がりイメージを伝え、希望通りのアルバムを作成してもらいましょう。
9. 納品完成したアルバムやデータを受け取ります。納期を確認し、受け取り方法などを事前に確認しておきましょう。

挙式を伴うフォトウェディングは、準備期間が数ヶ月かかる場合もあります。余裕を持って準備を進めることが、満足のいくフォトウェディングを実現する鍵となります。

5. まとめ:理想のフォトウェディングを実現しよう

挙式ありのフォトウェディングは、費用を抑えながらも挙式の感動と写真撮影の喜びを両方叶える魅力的な選択肢です。この記事では、挙式スタイル別の費用相場や、フォトウェディングの流れ、準備について解説しました。

項目内容
費用相場挙式スタイルやプラン内容によって大きく変動します。教会式や神前式、人前式、少人数挙式プラン、ロケーション挙式など、それぞれの相場を把握し、予算に合わせて選びましょう。
流れと準備挙式会場の予約、衣装選び、撮影プランの決定など、事前にしっかりと準備を進めることが大切です。余裕を持ったスケジュールで準備を進め、当日をスムーズに迎えられるようにしましょう。
その他自分たちの希望に合ったプランを提供してくれるフォトスタジオを選ぶことも重要です。口コミや評判を参考に、信頼できるスタジオを見つけましょう。

理想のフォトウェディングを実現するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 複数のスタジオに見積もりを依頼し、比較検討する。
  • 自分たちの希望や予算を明確に伝える。
  • プラン内容やオプションをしっかりと確認する。
  • 事前に疑問点や不安な点を解消しておく。

これらのポイントを踏まえ、後悔のない、思い出に残るフォトウェディングを実現してください。この記事が、皆様のフォトウェディングプランニングの参考になれば幸いです。

yuen wedding 編集部
著者
yuen wedding 編集部

yuenwedding編集部では、撮影や衣装選び、フォトスポットの紹介を専門としています。数百件のセルフフォトウェディングの実例を基に、成功する撮影のコツや最新トレンドを発信しています。