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【フォトウェディング費用】リアルな相場と費用を抑えるコツを紹介!

1. はじめに:フォトウェディングの魅力と費用への疑問

一生に一度の大切な思い出を形にするフォトウェディング。近年では、従来の結婚式に比べて費用を抑えられたり、自由度の高さから人気を集めています。憧れのロケーションで撮影したり、こだわりの衣装を選んだりと、ふたりらしい写真を残せる魅力があります。

しかし、いざフォトウェディングを検討し始めると、「費用はどのくらいかかるのか」「何から準備すればいいのか」など、様々な疑問が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではフォトウェディングの費用相場や、費用を抑えるための賢いテクニック、後悔しないための準備について詳しく解説していきます。

これからフォトウェディングを検討している方にとって、この記事が費用に関する疑問を解消し、理想のフォトウェディングを実現するための参考になれば幸いです。

2. フォトウェディングの費用相場

(1) 平均費用とその内訳

フォトウェディングの費用は、プラン内容や選ぶスタジオによって大きく変動しますが、一般的な平均費用は約20万円~30万円と言われています。

具体的にどのような内訳になっているのか、見ていきましょう。

項目費用相場
撮影料5~10万円
衣装レンタル料(2着)5~10万円
ヘアメイク料3~5万円
アルバム・データ料5~10万円
ロケーション使用料2~5万円(都度費用が発生する場合)

上記はあくまで目安であり、選択するオプションやプランによって金額は増減します。例えば、アルバムをグレードアップしたり、撮影カット数を増やしたりすると、費用はさらに加算されます。

また、人気のロケーションや土日祝日の撮影を希望する場合、追加料金が発生することもあります。格安プランの場合は10万円以下で済む場合もありますが、こだわりの衣装やロケーション、アルバム制作などを希望する場合は、50万円を超えるケースも珍しくありません。

このように、フォトウェディングの費用は、様々な要素が絡み合って決定されます。次項では、格安プランから豪華プランまでの価格帯を具体的に見ていきましょう。

(2) 格安プランから豪華プランまでの価格帯

フォトウェディングの費用は、プランの内容によって大きく異なります。格安プランから豪華プランまで、幅広い価格帯から選択可能です。予算に合わせて最適なプランを選びましょう。

プラン概算費用内容
格安プラン5万円~15万円データのみ、衣装1着、スタジオ撮影など
スタンダードプラン15万円~30万円データ&アルバム、衣装2着、ロケーション撮影など
豪華プラン30万円~データ&アルバム、衣装複数着、こだわりのロケーション撮影、オプション多数など

格安プランは、必要最低限の内容に絞ることで費用を抑えられます。撮影データのみのプランや、衣装や撮影場所を限定したプランなどが該当します。スタジオ撮影で衣装1着、データのみのプランであれば5万円程度から見つかります。

スタンダードプランは、アルバム作成やロケーション撮影が含まれるなど、一般的な内容が揃っています。衣装を2着着用できたり、人気のロケーションで撮影できるプランが15万円~30万円程度で提供されています。

豪華プランは、こだわりのロケーションでの撮影や、複数の衣装での撮影、アルバムのグレードアップ、その他オプションの追加など、より充実した内容を求める方向けです。上限はほぼなく、こだわりの内容に応じて費用は変動します。

それぞれのプラン内容、価格帯を比較検討し、ご自身の希望に合ったプランを選びましょう。次の章では費用を抑えるためのテクニックを紹介します。

3. 費用を抑えるための賢いテクニック

(1) プラン内容の見直し:必要なものだけを選ぶ

フォトウェディングのプランは、スタジオによって様々なものが用意されています。費用を抑えるためには、本当に必要なものだけを選び、不要なオプションは削ることが重要です。

まず、プランに含まれる基本的な項目を確認しましょう。撮影料、衣装レンタル、ヘアメイク、アルバムやデータなどが含まれていることが多いです。これらの項目の中で、自身にとって優先順位の高いものと低いものを明確にすることが大切です。

例えば、アルバムを複数冊作成する予定がなければ、データのみのプランを選択することで費用を削減できます。また、衣装の点数やヘアメイクの回数なども、必要に応じて調整することで費用を抑えることが可能です。

項目費用を抑えるポイント
衣装衣装のグレードを下げる、持ち込みを利用する
ヘアメイクヘアチェンジの回数を減らす、自分で行う
アルバムデータのみのプランにする、アルバムのサイズを小さくする
データ納品枚数を減らす
オプション不要なオプションは外す(ブーケ、小物など)

プラン内容を細かく見直し、自分たちの希望に合ったものを選ぶことで、予算内で理想のフォトウェディングを実現できます。例えば、すでにドレスをお持ちであれば、持ち込み料を支払ってでも持ち込んだ方が安価になるケースもあります。各スタジオのプラン内容を比較検討し、賢く費用を抑えましょう。

(2) データ納品枚数の調整:アルバムではなくデータ重視

フォトウェディングの費用を抑える大きなポイントとして、データ納品枚数の調整、特にアルバムではなくデータ重視の選択が挙げられます。アルバムは高品質な仕上がりで魅力的ですが、その分費用も高額になりがちです。最近ではデータのみを納品してもらい、自身でアルバムを作成したり、フォトブックなどのサービスを利用したりする方が増えています。

アルバムの種類おおよその価格
ハードカバー5万円~10万円
ソフトカバー3万円~5万円
フォトブック1万円~3万円

上記はあくまで目安であり、アルバムのサイズやページ数によって価格は変動します。

データ納品を選択した場合、以下のようなメリットがあります。

  • 費用を抑えられる
  • 後から自由に写真を選んでアルバムを作成できる
  • データを元に様々なグッズを作成できる(年賀状、カレンダーなど)

高画質データさえあれば、自分たちの好みに合わせたアルバム作成が可能です。オンラインサービスや印刷業者を利用すれば、プロが作成したアルバムと遜色のないクオリティで、よりリーズナブルに作成できます。また、データがあれば必要な枚数だけ印刷したり、様々な用途に活用したりできる柔軟性も魅力です。

もちろん、アルバムの持つ重厚感や、プロのレイアウトによる完成度の高さは魅力です。しかし、費用を抑えたい場合は、データ納品を検討することで、予算内で理想のフォトウェディングを実現できるでしょう。

(3) 持ち込み可能なアイテムを活用:アクセサリー、小物など

フォトウェディングの費用を抑える上で、持ち込み可能なアイテムを有効活用することは大きなポイントです。多くのスタジオでは、アクセサリーや小物を持ち込むことができます。これらを活用することで、費用を抑えつつ、自分らしさを演出できます。

持ち込み可能なアイテムの一例を以下にまとめました。

アイテム説明費用を抑えるポイント
アクセサリー(ネックレス、イヤリング、ティアラなど)花嫁の個性を引き立てる重要なアイテムです。レンタル費用を節約できます。思い入れのあるアクセサリーを使用することで、特別な一枚を演出できます。
小物(ブーケ、ブートニア、リングピローなど)写真の雰囲気を盛り上げるアイテムです。生花ではなく造花を利用することで、費用を抑えつつ、繰り返し使用できます。手作りのアイテムでオリジナリティを表現することも可能です。
衣装に合わせた靴選びも大切です。レンタルではなく、普段使用しているお気に入りの靴を持ち込むことで費用を節約できます。
その他(ガーランド、写真立て、イニシャルオブジェなど)撮影のバリエーションを広げるアイテムです。100円ショップなどで手軽に入手できるアイテムを活用することで、低コストでオリジナリティあふれる写真を撮影できます。

持ち込みを検討する際は、事前にスタジオに確認を取り、許可を得ることが重要です。持ち込み料が発生する場合もあるので、事前に確認しておきましょう。これらのアイテムを上手に活用することで、費用を抑えつつ、自分らしい世界観を表現した素敵なフォトウェディングを実現できます。

(4) ロケーション撮影 vs. スタジオ撮影:費用とメリット・デメリットの比較

フォトウェディングの撮影場所として、ロケーション撮影とスタジオ撮影の2つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、費用も異なるため、自分たちの希望に合った方を選びましょう。

項目ロケーション撮影スタジオ撮影
雰囲気自然光の中で開放的な写真が撮れる天候に左右されず、背景やライティングを自由に設定できる
費用ロケーション使用料や移動費などがかかるため、スタジオ撮影より高額になる傾向ロケーション使用料や移動費がかからないため、比較的安価
メリット自然な表情や風景を活かした写真が撮れる、思い出の場所を選べる天候に左右されない、リラックスした雰囲気で撮影できる、様々な背景で撮影できる
デメリット天候に左右される、移動時間や準備に時間がかかる場合があるロケーション撮影のような開放感はない

ロケーション撮影は、自然光の中で開放的な写真が撮れるのが魅力です。海辺や公園、思い出の場所など、好きな場所で撮影できます。ただし、天候に左右されることや、移動時間や準備に時間がかかる場合があることはデメリットです。費用も、ロケーション使用料や移動費などがかかるため、スタジオ撮影より高額になる傾向があります。

一方、スタジオ撮影は天候に左右されず、背景やライティングを自由に設定できるのがメリットです。また、リラックスした雰囲気で撮影できるため、緊張しやすい方にもおすすめです。費用もロケーション撮影に比べて比較的安価です。しかし、ロケーション撮影のような開放感はない点がデメリットと言えるでしょう。

どちらを選ぶかは、費用や希望する写真の雰囲気、そして当日の状況などを総合的に判断して決定しましょう。

4. 後悔しないためのフォトウェディング準備

一生の思い出となるフォトウェディング。素敵な写真に仕上げるためには、準備段階での綿密な確認が欠かせません。特に以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

・事前の打ち合わせの重要性

フォトウェディングの仕上がりは、事前の打ち合わせで大きく左右されます。スタジオとの打ち合わせでは、希望の撮影スタイルやイメージを具体的に伝えましょう。衣裳の好み、ヘアメイクの希望、撮影場所の雰囲気など、伝えれば伝えるほど、イメージとのズレが生じにくくなります。また、疑問点や不安な点は解消しておきましょう。

・撮影イメージの共有

具体的なイメージを共有することも大切です。例えば、好きな写真やポーズの画像をスタジオに提示することで、カメラマンやヘアメイク担当者と認識を合わせることができます。イメージが共有できていれば、スムーズな撮影につながり、満足度の高い写真に仕上がります。

共有する項目具体的な内容
ポーズ自然な笑顔、ロマンチックな雰囲気、お気に入りのポーズなど
ロケーション海辺、緑豊かな公園、洋館など
小物ブーケ、アクセサリー、思い出のアイテムなど
衣装ドレスの種類、和装の種類、色など
ヘアメイク髪型、メイクの雰囲気など

・契約内容の確認

契約内容の確認も重要なステップです。契約書には、料金の内訳、キャンセルポリシー、納品までの期間など、重要な情報が記載されています。契約前にしっかりと内容を確認し、不明な点は質問して解消しておきましょう。口頭での約束ではなく、書面で確認することが大切です。

これらのポイントを踏まえ、事前の準備をしっかり行うことで、当日を安心して迎え、理想のフォトウェディングを実現できるでしょう。

5. まとめ:予算に合わせた理想のフォトウェディングを実現

フォトウェディングにかかる費用は、プラン内容やオプションの選択によって大きく変動します。この記事でご紹介した平均相場や費用を抑えるコツを参考に、自分たちの予算に合った理想のフォトウェディングを実現しましょう。

大切なのは、何を優先したいかを明確にすることです。豪華なアルバムが欲しいのか、それともデータさえあれば十分なのか。ロケーション撮影にこだわりたいのか、それとも費用を抑えてスタジオ撮影で素敵な写真を残したいのか。

優先順位を決めることで、本当に必要なものが見えてきます。例えば、データ重視であればアルバム作成費用を抑えることができますし、衣装の持ち込みを検討することで衣装代を節約することも可能です。

優先順位費用を抑えるポイント
写真データデータのみのプランを選択、アルバムは自作を検討
ロケーションロケーション撮影許可申請料不要の場所を選ぶ、オフシーズンに撮影
衣装衣装の持ち込み、シンプルなドレスを選ぶ

費用を抑えるだけでなく、自分たちらしいオリジナリティあふれるフォトウェディングを叶えるためにも、事前の情報収集とプラン内容の比較検討が重要です。

様々な選択肢の中から、自分たちの希望に合ったプランを選び、一生の思い出に残る素敵なフォトウェディングを実現してください。

yuen wedding 編集部
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yuen wedding 編集部

yuenwedding編集部では、撮影や衣装選び、フォトスポットの紹介を専門としています。数百件のセルフフォトウェディングの実例を基に、成功する撮影のコツや最新トレンドを発信しています。