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チャペルフォトウェディング完全ガイド!費用を抑えるコツや準備の流れを解説

1. はじめに:チャペルフォトウェディングの魅力

憧れのチャペルで、生涯忘れられない瞬間を写真に残す。それがチャペルフォトウェディングの魅力です。 厳かな雰囲気の中で永遠の愛を誓い合う、そんな神聖な空間での写真は、お二人の絆をより一層深めてくれるでしょう。

近年、多様な結婚式のスタイルが選ばれる中で、フォトウェディングの人気が高まっています。 その中でも、チャペルフォトウェディングは、伝統的な美しさと現代的な自由さを兼ね備えた、特別な選択肢として注目されています。

項目チャペルフォトウェディングの魅力
雰囲気厳かな雰囲気、神聖な空間
自由度衣装、撮影場所、ポーズなど自由に選択可能
費用一般的な挙式と比べて費用を抑えられることが多い
時間挙式と披露宴に比べて時間的負担が少ない
写真プロのカメラマンによる高品質な写真

挙式と披露宴のような大規模な式典は行わず、写真撮影に特化することで、費用を抑えながらもクオリティの高い写真を残すことができます。 また、準備期間も短く、忙しい二人にもおすすめです。 さらに、自分たちのペースで、こだわりの場所や演出を取り入れられるのも大きなメリットです。

チャペルフォトウェディングは、どのようなカップルにも適した、柔軟で魅力的な選択肢と言えるでしょう。 次の章では、チャペルフォトウェディングの種類と選び方について詳しく解説していきます。

2. チャペルフォトウェディングの種類と選び方

(1)教会式・人前式・撮影のみ

チャペルフォトウェディングには、大きく分けて「教会式」「人前式」「撮影のみ」の3つの種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分たちにぴったりのスタイルを選びましょう。

儀式の種類内容メリットデメリット
教会式牧師先生のもと、聖歌隊の歌やオルガンの演奏など本格的なキリスト教式を行います。神聖な雰囲気の中で挙式ができる宗教上の制約がある場合がある
人前式参列者の前で結婚の誓いを立て、結婚証明書にサインをします。宗教にとらわれない自由なスタイルが人気です。オリジナルの演出を取り入れやすい教会式のような厳かな雰囲気はない
撮影のみ挙式は行わず、チャペル内や周辺で写真撮影を行います。費用を抑えられる挙式の体験はできない

教会式は、厳かな雰囲気の中で本格的な挙式をしたい方におすすめです。聖歌隊の歌やオルガンの演奏、フラワーシャワーなど、感動的な演出が叶います。ただし、教会によっては宗教上の制約がある場合があるので、事前に確認しておきましょう。

人前式は、自由なスタイルで挙式をしたい方におすすめです。結婚の誓いの言葉や演出を自由にアレンジできるので、オリジナリティあふれる挙式が実現できます。

撮影のみは、費用を抑えたい方や、挙式よりも写真撮影を重視したい方におすすめです。チャペルならではの美しい空間で、素敵な写真を残すことができます。

それぞれのスタイルによって費用や所要時間も異なりますので、予算や希望に合わせて選びましょう。

(2)ホテルチャペル・独立型チャペル・ゲストハウスチャペル

チャペルフォトウェディングの会場となるチャペルは、大きく分けて「ホテルチャペル」「独立型チャペル」「ゲストハウスチャペル」の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分たちの希望に合ったチャペルを選びましょう。

項目ホテルチャペル独立型チャペルゲストハウスチャペル
雰囲気豪華・洗練格式高い・荘厳温かみのあるアットホームな雰囲気
アクセス駅直結など良好郊外に位置する場合も郊外に位置する場合も
費用比較的高価中間比較的安価
設備充実している専門式場ならではの設備必要最低限の設備
その他宿泊施設併設で遠方からのゲストに便利他の式場とバッティングする可能性が低いガーデンなど他の設備と併用できる場合も

ホテルチャペルは、ホテル内に併設されているチャペルです。設備が充実しており、アクセスも良好な場合が多いです。格式高い雰囲気の中で、豪華なフォトウェディングを実現したい方におすすめです。遠方からのゲストがいる場合にも、宿泊施設が併設されているので便利です。

独立型チャペルは、結婚式専門の独立したチャペルです。荘厳な雰囲気の中で、本格的なチャペルフォトウェディングをしたい方におすすめです。他の式場とバッティングする可能性が低いため、プライベートな空間でゆったりと撮影を楽しめます。

ゲストハウスチャペルは、ゲストハウスに併設されているチャペルです。アットホームな雰囲気の中で、温かみのあるフォトウェディングをしたい方におすすめです。ガーデンなど他の設備と併用できる場合もあり、バリエーション豊かな写真を撮影できます。比較的に費用を抑えられるのも魅力です。

(3)チャペルの雰囲気(天井高・ステンドグラス・バージンロードの長さなど)

チャペルの雰囲気は、写真映えはもちろんのこと、おふたりが感じる神聖さや厳粛さに直結する大切な要素です。天井高・ステンドグラス・バージンロードの長さなど、様々なポイントをチェックして、理想の空間を見つけましょう。

まず、天井高は開放感に影響します。高く広々とした空間は、壮大な印象を与え、写真にも奥行きが出ます。一方、低い天井は暖かく落ち着いた雰囲気を演出します。

次に、ステンドグラスはチャペルの象徴的な存在です。色鮮やかな光が差し込む様子は、幻想的で美しい写真を生み出します。ステンドグラスのデザインや大きさ、数もチャペルによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

バージンロードの長さも重要なポイントです。長いバージンロードは、厳かな雰囲気を演出し、これから始まる人生の道のりを象徴するような感動的な写真が撮影できます。

その他にも、以下のようなポイントに注目することで、おふたりのイメージにぴったりのチャペルを見つけることができます。

項目チェックポイント
壁の色白やベージュなど、明るい色は華やかさを、濃い色は落ち着いた雰囲気を演出します。
椅子木製の椅子は温かみのある雰囲気に、白い椅子は神聖な雰囲気を演出します。
装飾花やキャンドルなどの装飾もチャペルの雰囲気を左右します。
自然光自然光がたっぷり入るチャペルは明るく開放的な印象を与えます。

これらの要素を考慮しながら、おふたりの好みに合ったチャペルを選び、一生の思い出となる素敵な写真を残しましょう。

(4)収容人数(親族も呼ぶ場合)

チャペルフォトウェディングに親族を呼ぶ場合は、収容人数も重要なポイントです。撮影だけでなく、挙式スタイルも取り入れたい場合は、親族の人数に合わせてチャペルを選ぶ必要があります。

挙式スタイル人数チャペルの規模
撮影のみ数名~小規模でも可
教会式・人前式10名~30名程度中規模
教会式・人前式30名以上大規模

上記はあくまで目安です。事前に親族に参列の意向を確認し、正確な人数を把握しておきましょう。

少人数の場合は、こじんまりとしたアットホームな雰囲気のチャペルがおすすめです。一方、大人数の場合は、広々とした空間でゆったりと過ごせるチャペルを選びましょう。

また、親族控室や更衣室の有無も確認しておくと安心です。特に高齢者や小さな子供がいる場合は、バリアフリー対応や授乳室の有無も確認しておきましょう。

チャペルによっては、収容人数によって料金が変動する場合があります。予算に合わせて最適なチャペルを選びましょう。具体的な人数を式場担当者に伝え、適切な広さのチャペルを提案してもらうのがおすすめです。

(5)ロケーション(都心・郊外・リゾート)

チャペルフォトウェディングのロケーションは、主に都心、郊外、リゾートの3つのエリアに分けられます。それぞれのエリアには、異なる魅力や特徴がありますので、お二人の希望に合った場所を選びましょう。

ロケーションメリットデメリット適したカップル
都心アクセスが良い、周辺施設が充実している、洗練された雰囲気費用が高め、自然が少ない場合がある利便性を重視する、都会的な雰囲気が好きな
郊外自然豊か、落ち着いた雰囲気、費用が比較的抑えられるアクセスに時間がかかる場合がある自然の中で撮影したい、アットホームな雰囲気が好きな
リゾート非日常的な空間、美しい景色、思い出に残る旅行も兼ねられる費用が高め、移動に時間がかかるハネムーンも兼ねて撮影したい、特別な場所で撮影したい

都心はアクセスが良く、華やかな写真が撮影できます。一方、郊外は自然豊かなロケーションで、落ち着いた雰囲気の中で撮影できます。リゾートは非日常的な空間で、一生忘れられない思い出を作ることができます。

また、ロケーションによって移動時間や費用も大きく変わるため、予算やスケジュールも考慮して選ぶことが大切です。例えば、リゾートウェディングは移動や宿泊費用がかかりますが、ハネムーンも兼ねて費用を抑えることも可能です。都心での撮影は、移動費用を抑えられますが、チャペルの費用が高額になる傾向があります。郊外は都心とリゾートの中間的な費用感で、自然豊かな場所での撮影が可能です。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、お二人の優先順位を踏まえて最適なロケーションを選びましょう。

3. 費用を抑えるためのコツ

憧れのチャペルフォトウェディング。一生に一度の大切な思い出だからこそ、費用を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、賢く費用を抑えるためのコツをご紹介します。

まず、費用を抑える上で重要なのが「何に費用をかけたいか」の優先順位を明確にすることです。写真データの枚数やアルバムのクオリティ、衣装のグレードなど、譲れないポイントとそうでないポイントを整理しましょう。

次に、具体的な費用を抑えるコツを以下にまとめました。

  • オフシーズンや平日を選ぶ: 多くのチャペルでは、オフシーズンや平日の撮影は料金が割安になる傾向があります。費用を抑えたい場合は、これらの時期を狙うのがおすすめです。
  • データのみプラン: アルバムを制作しない「データのみプラン」を選択することで、費用を大幅に削減できます。
  • 持ち込み料の確認: 衣装や小物の持ち込みが可能かどうか、持ち込み料はいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。持ち込み可能な場合は、レンタルよりも費用を抑えられる可能性があります。
  • キャンペーンや割引の活用: 各チャペルが実施しているキャンペーンや割引を利用することで、お得に撮影できます。公式サイトやウェディング情報サイトなどをこまめにチェックしましょう。
  • 撮影時間を短縮する: 撮影時間を短縮することで、費用を抑えることができます。撮影したいカットを事前にリストアップし、効率的に撮影を進めるようにしましょう。
項目平均費用コツ
衣装10~30万円持ち込み可なら検討
ヘアメイク3~5万円自分でするor知人に依頼
写真撮影5~15万円データのみプラン
アルバム3~10万円自作 or データのみ
その他(小物など)1~3万円100均などを活用

これらのコツを参考に、予算内で理想のチャペルフォトウェディングを実現しましょう。

4. チャペルフォトウェディングの準備ステップ

一生に一度のチャペルフォトウェディングを成功させるためには、事前の準備が重要です。計画的に準備を進めるためのステップをご紹介します。

ステップ内容具体的な行動
1. 予算決め費用の上限を設定総額でいくらまで使えるかを明確にする
2. 日程決定挙式日を決める6ヶ月前~1年前には予約が埋まることも。希望日を複数検討しておきましょう。
3. チャペル選び理想のチャペルを見つける雰囲気・収容人数・ロケーション・費用などを考慮して選びましょう。見学予約も忘れずに行いましょう。
4. 衣装選びドレス・タキシードを選ぶチャペルの雰囲気に合った衣装を選び試着。サイズ調整の期間も考慮しましょう。
5. 写真撮影カメラマン選びカメラマンのポートフォリオをチェックし、希望の撮影スタイルと合うか確認しましょう。
6. その他ヘアメイク・ブーケ・小物事前にイメージを固めて、希望を伝えましょう。

これらのステップを踏むことで、スムーズに準備を進めることができます。余裕を持ったスケジュールで準備を進め、素敵なチャペルフォトウェディングを実現しましょう。

5. まとめ:一生の思い出に残るチャペルフォトウェディングを

チャペルフォトウェディングは、厳かな雰囲気の中で、一生の思い出に残る美しい写真を残すことができる特別な体験です。この記事では、チャペルフォトウェディングの魅力、種類、費用を抑えるコツ、準備ステップについて解説しました。

項目内容
チャペルフォトウェディングの種類教会式、人前式、撮影のみなど
チャペルの種類ホテルチャペル、独立型チャペル、ゲストハウスチャペルなど
費用を抑えるコツオフシーズンを選ぶ、平日に撮影する、持ち込み可能なアイテムを活用するなど
準備ステップ挙式スタイルの決定、チャペルの予約、衣装選び、カメラマンの選定など

挙式スタイル、チャペルの雰囲気、そして費用など、様々な要素を考慮しながら、自分たちにぴったりのチャペルフォトウェディングを実現しましょう。大切なのは、ふたりにとって最高の思い出となる1日を作り上げることです。

これからチャペルフォトウェディングを検討するおふたりにとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。憧れのチャペルでの撮影は、きっと忘れられない感動と喜びをもたらしてくれるでしょう。事前にしっかりと準備を進め、後悔のない素敵な1日をお過ごしください。 夢のような空間で、永遠の愛を誓う特別な瞬間を、写真という形にして、いつまでも大切に保管してください。そして、これから始まる幸せな結婚生活の第一歩を、最高の笑顔で踏み出しましょう。

yuen wedding 編集部
著者
yuen wedding 編集部

yuenwedding編集部では、撮影や衣装選び、フォトスポットの紹介を専門としています。数百件のセルフフォトウェディングの実例を基に、成功する撮影のコツや最新トレンドを発信しています。