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フォトウェディングの衣装選び完全ガイド【ドレス・和装の人気デザインを解説】

1. はじめに:フォトウェディングの魅力と衣装選びの重要性

一生に一度の大切な思い出となるフォトウェディング。結婚式の代わりに、あるいは結婚式とは別に、写真という形で思い出を残すフォトウェディングは近年ますます人気が高まっています。 ロケーション撮影やスタジオ撮影など、様々なスタイルを選べる自由度の高さも魅力です。

そんなフォトウェディングで最も重要な要素の一つが「衣装選び」です。お気に入りの衣装を身に纏うことで、気分が高揚し、より素敵な写真に仕上がります。フォトウェディングの魅力を最大限に引き出すためにも、衣装選びは妥協せず、しっかりと時間をかけて行いましょう。

衣装選びの重要性詳細
写真の印象を左右する衣装は写真の雰囲気を大きく左右します。自分に似合う衣装を選ぶことで、より美しく、印象的な写真に仕上がります。
思い出をより鮮やかにお気に入りの衣装を着た写真は、見るたびに幸せな記憶を蘇らせてくれます。
個性を表現できる衣装を通して、自分たちの個性を表現することができます。

ドレスや和装、それぞれの衣装には様々な種類があり、デザインや素材、色など、選択肢は豊富です。体型や好みに合った衣装を選ぶことはもちろん、撮影場所や季節との相性も考慮することが大切です。後々の後悔を防ぐためにも、衣装選びのポイントを押さえて、自分にぴったりの一着を見つけましょう。次の章から、ドレスと和装それぞれについて、選び方のポイントを詳しく解説していきます。

2. ドレス選びのポイント

フォトウェディングを彩るドレス選びは、後悔しないためにもポイントを押さえることが重要です。まず、撮影場所の雰囲気との調和を考えてみましょう。例えば、壮大な自然の中で撮影するなら、ロングトレーンのあるドレスが映えます。逆に、街中での撮影なら、動きやすい軽やかなドレスがおすすめです。

項目説明
撮影場所ロケーションに合ったデザイン・素材を選ぶ
体型スタイルアップできるシルエットを選ぶ
季節季節に合わせた素材やデザインを選ぶ
雰囲気なりたいイメージに合ったドレスを選ぶ

体型をカバーし、より魅力的に見せるドレス選びも大切です。Aラインドレスはどんな体型にも似合いやすく、ウエストラインを高く見せてくれます。一方、マーメイドラインドレスは、ボディラインを強調し、大人っぽい印象を与えます。

そして、季節に合わせた素材選びもポイントです。夏の屋外撮影では、通気性の良い軽やかな素材を選び、冬の撮影では、長袖やケープなどを活用して防寒対策をしましょう。

また、ドレスの色味も重要です。純白のドレスは清楚な印象を与え、オフホワイトやアイボリーは柔らかな雰囲気を演出します。さらに、ビジューやレースなどの装飾も、ドレス全体の印象を大きく左右します。

以上のポイントを踏まえ、ご自身のなりたいイメージや好みに合わせて、運命の1着を見つけてください。

3. 人気のウェディングドレス

(1) 王道スタイル:Aラインドレス

Aラインドレスは、アルファベットの「A」のように、肩から裾に向かって緩やかに広がっていくシルエットが特徴です。どの体型にも似合いやすく、スタイルアップ効果も期待できることから、ウェディングドレスの定番として不動の人気を誇ります。フォトウェディングでもその汎用性の高さから、様々なロケーションにマッチします。

Aラインドレスの魅力は、その上品で清楚な雰囲気です。ウエストラインを強調することで、女性らしい美しいシルエットを演出できます。また、スカート部分にボリュームがあるため、動きに合わせて優雅になびき、写真に華やかさを添えてくれます。

さらに、素材やデザインのバリエーションも豊富です。

素材雰囲気おすすめポイント
サテン上品・光沢感クラシカルな雰囲気を演出
チュールふんわり・ロマンティックキュートで軽やかな印象に
レースエレガント・繊細上品で洗練された雰囲気に

シンプルなデザインから、ビジューや刺繍で華やかに装飾されたものまで、様々なデザインから選ぶことができます。フォトウェディングのロケーションや、ご自身の好みに合わせて、最適な一着を見つけてください。

Aラインドレスは、以下のような方に特におすすめです。

  • 体型を気にせず、美しく着こなしたい方
  • 上品で清楚な雰囲気を演出したい方
  • 様々なロケーションに合うドレスを探している方

どんな背景にも自然と溶け込み、美しく写真に残せるAラインドレスは、フォトウェディングにおいてまさに王道の選択肢と言えるでしょう。

(2) 華やかさ満点:プリンセスラインドレス

プリンセスラインドレスは、ウエストから裾にかけて大きく広がるスカートが特徴のドレスです。その名の通り、おとぎ話のお姫様のような華やかな印象を与えます。スカート部分にボリュームがあるため、写真映えも抜群です。上半身は比較的シンプルなので、様々な体型の花嫁にマッチしやすいデザインです。

特徴詳細
シルエットウエストから裾にかけて大きく広がる
雰囲気華やか、ロマンティック、可憐
体型カバー様々な体型にマッチしやすい
写真映えバツグン
おすすめロケーション宮殿、庭園、ホテルなど

プリンセスラインドレスは、可愛らしい雰囲気や華やかな雰囲気を演出したい花嫁におすすめです。特に、チャペルや宮殿のような豪華なロケーションでのフォトウェディングにぴったりです。

ボリュームのあるスカートは、動きの変化もつけやすく、様々なポージングで美しいシルエットを作り出せます。座ったポーズでは、スカート部分がふんわりと広がり、より一層華やかな印象に。

また、プリンセスラインドレスは、ティアラやネックレスなどのアクセサリーとの相性も抜群です。華やかなアクセサリーを合わせることで、より豪華な印象を演出できます。一方、アクセサリーを控えめにすれば、ドレス本来の美しさが際立ち、上品な印象になります。

素材も、サテン、チュール、レースなど様々な種類があります。素材によって印象も変わるので、お好みの素材を選び、理想のプリンセススタイルを実現しましょう。

(3) 大人っぽく:マーメイドラインドレス

ボディラインにフィットし、裾に向かって広がるマーメイドラインドレスは、大人の女性らしい魅力を引き出してくれる人気のデザインです。すらりとしたシルエットが上品で、写真にも美しく映えます。

マーメイドラインドレスの特徴は、そのシルエットが生み出す洗練された印象です。腰回りから膝までは体にフィットし、膝下から裾にかけて緩やかに広がります。そのため、スタイルアップ効果も期待できます。

メリットデメリット
スタイルアップ効果動きにくい場合がある
上品で洗練された印象体型が強調される場合がある
写真映えするカジュアルな雰囲気には不向き

マーメイドラインドレスを選ぶ際のポイントは、生地の素材とデザインです。素材は、シルクやサテンなど光沢感のあるものがおすすめです。より華やかで上品な印象になります。デザインは、トレーン(裾を引きずる部分)の長さや、装飾の有無などで印象が変わります。トレーンが長いほどゴージャスな印象に、装飾が少ないほどシンプルな印象になります。

フォトウェディングでは、ロケーションに合わせてドレスを選ぶことも重要です。例えば、海辺での撮影なら、軽やかな素材のドレスがおすすめです。ガーデンウェディングなら、レースや刺繍が施されたドレスが似合います。

自分にぴったりの一着を見つけて、最高のフォトウェディングを実現しましょう。

(4) ナチュラル:エンパイアラインドレス

エンパイアラインドレスは、胸のすぐ下からスカートが広がるシルエットが特徴です。高めの位置でウエスト切り替えがあるため、脚長効果も期待できます。締め付けが少ないため、マタニティの方にもおすすめです。自然体でリラックスした雰囲気を演出できるので、ガーデンウェディングやロケーション撮影など、自然の中で行うフォトウェディングにぴったりです。

特徴説明対象
シルエット胸下切り替えでスカート部分がストンと落ちる妊婦さん、体型をカバーしたい方
雰囲気ナチュラル、リラックス、軽やか自然の中での撮影、ガーデンウェディング
素材チュール、シフォン、レース柔らかい雰囲気を演出
似合うロケーション海、森、ガーデン自然光の中でより魅力的に

エンパイアラインドレスは、素材やデザインによって様々な雰囲気を演出できます。チュールやシフォン素材の軽やかなドレスは、風に揺れる姿が美しく、ロマンチックな印象を与えます。レース素材を取り入れると、上品でフェミニンな雰囲気に仕上がります。

アクセサリーは、華美になりすぎないシンプルなものがおすすめです。小ぶりのネックレスやイヤリング、ヘアアクセサリーなどで上品にまとめるのがポイントです。また、サッシュベルトやリボンなどでウエストマークすると、スタイルアップ効果も期待できます。

自然体でナチュラルな雰囲気を重視する花嫁におすすめのエンパイアラインドレスで、最高のフォトウェディングを実現しましょう。

4. 和装選びのポイント

和装を選ぶ際のポイントは、撮影場所、季節、そしてご自身の雰囲気との調和を考えることです。フォトウェディングだからこそ、一生の思い出に残る素敵な一枚を撮るために、これらの要素を考慮しながら衣装を選びましょう。

まず、撮影場所との相性は重要です。荘厳な神社仏閣での撮影には、白無垢や色打掛といった格の高い和装が映えます。一方、庭園や自然の中でのロケーション撮影では、引振袖のような動きのある軽やかな和装がおすすめです。場所の雰囲気に合った衣装を選ぶことで、より一層魅力的な写真に仕上がります。

次に、季節に合わせた素材選びも大切です。夏の暑い時期には、通気性の良い絽や紗の素材が快適です。冬には、防寒対策として綿入れの着物やショールなどを活用しましょう。

また、ご自身の雰囲気に合った色や柄を選ぶことも重要です。

項目説明
肌の色や髪の色に合わせて、自分に似合う色を選びましょう。例えば、明るい色がお似合いの方には華やかな色味の着物、落ち着いた雰囲気の方には淡い色合いの着物がおすすめです。
古典柄、モダン柄など、様々な柄があります。自分の好みに合わせて、また撮影場所の雰囲気にも合う柄を選びましょう。例えば、桜や鶴などの古典柄は神社仏閣での撮影にぴったりです。

以上のポイントを参考に、ご自身のイメージする理想のフォトウェディングを実現する和装を見つけてください。

5. 人気の和装

(1) 色打掛:華やかな色柄で写真映え

和装の中でも特に人気が高い色打掛は、華やかな色柄が特徴で、フォトウェディングに最適です。赤や金、白を基調とした豪華な刺繍や織りが施されたものが多く、写真映えも抜群です。

色打掛を選ぶ際のポイントは、まず色です。赤は定番のカラーで、華やかさと同時に日本の伝統的な美しさを表現できます。一方、近年では白や金、ピンク、青、緑など、様々な色の色打掛も人気を集めています。撮影場所やロケーションの雰囲気、そしてご自身の肌の色や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

イメージ
華やか、情熱的、伝統的
清楚、純粋、神聖
豪華、上品、華麗
ピンク可愛らしい、ロマンチック、優しい
知的、クール、爽やか
自然、癒し、穏やか

次に、柄にも注目しましょう。鶴や亀、鳳凰、牡丹、桜など、縁起の良い吉祥文様が施されたものが多く、おめでたい席にふさわしい華やかさを演出してくれます。また、古典的な柄から現代的なデザインまで、様々なバリエーションがありますので、お好みの柄を選ぶことで、自分らしい個性を表現することも可能です。

色打掛は、小物との組み合わせも重要です。掛下(打掛の下に着る着物)の色や柄、懐剣、筥迫などの小物使いによって、全体の印象が大きく変わります。フォトウェディングのテーマや雰囲気に合わせて、コーディネートを楽しみましょう。

色打掛は、その豪華さと華やかさで、フォトウェディングをより一層美しく彩ってくれるでしょう。

(2) 白無垢:伝統的な美しさ

白無垢は、日本の伝統的な花嫁衣装であり、その純白の美しさは時代を超えて愛されています。綿帽子や角隠しと合わせることで、厳かな美しさを演出することができます。フォトウェディングで白無垢を選ぶことは、日本の伝統文化に触れる貴重な機会となるでしょう。

白無垢の最大の特徴は、純白の色にあります。これは「嫁いだ家の家風に染まる」という意味が込められており、花嫁の純粋さと覚悟を表しています。生地には、重厚感のある織り方が用いられ、格式高い雰囲気を醸し出します。

白無垢を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 生地の素材: 正絹は高級感があり、美しい光沢が特徴です。化繊は比較的安価で扱いやすい素材です。
  • 織り方: 緞子や錦織など、様々な織り方があります。それぞれの織り方で印象が変わるため、写真映えも考慮して選びましょう。
  • 小物との組み合わせ: 綿帽子や角隠し、筥迫(はこせこ)などの小物との組み合わせで、全体の印象を大きく変えることができます。
アイテム説明
綿帽子白い綿でできた帽子。挙式で着用するのが一般的です。清楚で奥ゆかしい印象を与えます。
角隠し額に巻く帯状の布。文金高島田などの髪型に合わせて着用します。凛とした雰囲気を演出します。
筥迫(はこせこ)花嫁が懐に挿す小物入れ。刺繍や装飾が施された華やかなデザインが人気です。

フォトウェディングでは、ロケーションに合わせて綿帽子と角隠しを使い分けるのもおすすめです。例えば、神社仏閣での撮影では綿帽子、庭園など自然豊かな場所では角隠しといったように、それぞれの魅力を引き出すことができます。

(3) 引振袖:スタイリッシュでモダンな印象

引振袖は、その名の通り裾を引く振袖です。花嫁衣装としてはもちろん、かつては未婚女性の第一礼装でもありました。そのスタイリッシュでモダンな印象から、和装の中でも特に人気を集めています。

特徴説明
袖の長さ大振袖とほぼ同じ長さ
裾の長さ200cm以上と長く、引きずるように着用
着用シーンフォトウェディング、挙式、披露宴
雰囲気格式高い、華やか、スタイリッシュ

引振袖の魅力は、何と言ってもその華やかさと存在感です。大振袖と同様に袖が長く、裾を引くことでより一層優雅な印象を与えます。また、現代的なアレンジもしやすく、自分らしいコーディネートを楽しむことができます。

たとえば、帯や小物で個性を演出したり、髪型を工夫することで、伝統的な中にも現代的なセンスを取り入れることができます。

さらに、引振袖は他の和装と比べて動きやすく、フォトウェディングにおいて様々なポージングに挑戦しやすいというメリットもあります。そのため、ロケーション撮影など、アクティブな撮影を考えている方にもおすすめです。

引振袖の柄は、古典的なものからモダンなものまで幅広くあります。自分の好みに合わせて、また撮影場所の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。

色も、定番の赤や黒だけでなく、白やピンク、青など様々なバリエーションがあります。写真映えする色を選ぶこともポイントです。

6. まとめ:後悔しない衣装選びで最高のフォトウェディングを

フォトウェディングの衣装選びは、写真の印象を大きく左右する重要なポイントです。後悔しない衣装選びのためには、事前の準備と情報収集が欠かせません。

衣装選びのポイント詳細
試着実際に試着して、自分に似合うかどうか、写真のイメージに合うかどうかを確認しましょう。
写真イメージロケーションや雰囲気に合わせた衣装選びが大切です。事前に撮影場所のイメージを固めておきましょう。
予算衣装のレンタル費用や小物代なども考慮して、予算内で収まるように計画しましょう。
体型カバー体型をカバーしてくれるデザインやシルエットの衣装を選びましょう。
素材・デザイン写真映えする素材やデザインの衣装を選びましょう。
季節感撮影時期に合わせた素材やデザインの衣装選びも大切です。
パートナーとのバランス衣装の色やデザインが、パートナーの衣装と調和しているかどうかも確認しましょう。
プロの意見フォトスタジオのスタッフやスタイリストに相談して、アドバイスをもらうのもおすすめです。

これらのポイントを参考に、自分にぴったりの運命の1着を見つけてください。ドレスも和装も、それぞれに魅力があります。後悔のない衣装選びで、最高のフォトウェディングを実現しましょう。一生の思い出に残る、素敵な写真を残してください。

yuen wedding 編集部
著者
yuen wedding 編集部

yuenwedding編集部では、撮影や衣装選び、フォトスポットの紹介を専門としています。数百件のセルフフォトウェディングの実例を基に、成功する撮影のコツや最新トレンドを発信しています。