1. フォトウェディングと挙式、どちらも叶えたい！でも費用は抑えたい…

人生の晴れ舞台である結婚式。フォトウェディングと挙式、どちらも叶えたいけれど、費用はなるべく抑えたいですよね。 憧れの結婚式を諦めることなく、賢く費用を抑える方法はあるのでしょうか？

近年、多様な結婚式のスタイルが選ばれるようになり、フォトウェディングと挙式を組み合わせるカップルが増えています。しかし、両方をとなると費用はどうしても高くなりがちです。

項目	平均費用
挙式	30万円
フォトウェディング	20万円
合計	50万円

※上記の金額はあくまで目安です。

上記のように、単純に合計すると50万円程度かかる場合もあります。 せっかくの結婚式、費用面での不安を抱えずに、心から満足のいく1日にしたいですよね。

そこで、費用を抑えつつ、フォトウェディングと挙式を両立させるための具体的なプランニング術をご紹介していきます。

具体的には、

• パッケージプランの活用
• ゲストの人数調整
• 平日・オフシーズンの検討

など、様々な方法があります。

これらの工夫次第で、予算内で理想の結婚式を実現することが可能です。次の章では、フォトウェディングと挙式の具体的な組み合わせパターンについて解説していきます。

2. フォトウェディングと挙式の組み合わせパターン

パターン1：挙式＋フォトウェディング（別日実施）

挙式とフォトウェディングを別日に行うパターンです。挙式は親族や親しい友人など少人数で行い、フォトウェディングはロケーション撮影などでこだわりの写真を残すことができます。時間にも心にもゆとりが持てるため、じっくりと準備を進められる点がメリットです。

メリット	デメリット
挙式とフォトウェディング、それぞれに集中できる	日程調整の手間がかかる
時間的余裕があるため、こだわりの準備ができる	全体の費用がやや高くなる可能性がある
挙式当日はゲストへのおもてなしに集中できる	ゲストの都合が2回必要になる場合がある

具体的には、以下のようなスケジュールで検討できます。

• 数ヶ月前～：挙式とフォトウェディングの日程・場所決定、衣装選び、カメラマン等の手配
• 1ヶ月前～：最終打ち合わせ、必要なアイテムの準備
• 挙式当日：親族や親しい友人と挙式を実施
• フォトウェディング当日：ロケーション撮影など、希望のスタイルで撮影

別日実施の場合、挙式は厳粛に、フォトウェディングは自由に楽しくと、それぞれの雰囲気に合わせてメリハリをつけられます。また、フォトウェディングの撮影場所を自由に選べるため、思い出の場所や憧れの場所で撮影することも可能です。挙式とは異なる衣装を選んで、より華やかに撮影するのも良いでしょう。

パターン2：挙式当日にフォトウェディング撮影

挙式当日にフォトウェディング撮影を行う場合、移動時間や準備の手間を省き、効率的に両方を済ませることができます。挙式会場やその周辺で撮影を行うことで、一体感のある写真が残せるのもメリットです。

メリット	デメリット
移動時間や準備の手間を省ける	挙式当日はスケジュールがタイトになりやすい
一体感のある写真が残せる	撮影に十分な時間を確保できない可能性がある
ゲストも一緒に撮影に参加しやすい	ゲストの待ち時間が発生する

挙式前に撮影を行う場合は、ゲストの到着前に済ませるようにしましょう。挙式後に行う場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

当日のスケジュール例は以下の通りです。

• 午前：挙式会場または周辺でフォトウェディング撮影
• 午後：挙式、披露宴

挙式とフォトウェディング撮影をスムーズに進めるためには、事前の準備が重要です。カメラマンやヘアメイクアーティストとの打ち合わせを密に行い、当日の流れをしっかりと確認しておきましょう。また、撮影場所やポーズのイメージを事前に共有しておくことで、スムーズな撮影が可能です。

ゲストにも撮影に協力してもらう場合は、事前に連絡し、当日のスケジュールや集合場所などを伝えておきましょう。ゲストとの集合写真も、素敵な思い出の一つとなるでしょう。

パターン3：挙式を兼ねたフォトウェディング

挙式を兼ねたフォトウェディングは、少人数での挙式とフォトウェディングを同日に行うスタイルです。挙式と披露宴を完全に切り離すのではなく、家族や親しい友人だけを招いてコンパクトな挙式を行い、その後に本格的な写真撮影を行います。費用を抑えながら、挙式と写真撮影の両方を叶えたいカップルにおすすめです。

項目	メリット	デメリット
費用	披露宴がない分、費用を抑えられる	衣装や写真撮影にかかる費用は発生する
時間	挙式と撮影が1日で完結する	スケジュール管理が重要
ゲスト	少人数でアットホームな雰囲気	招待するゲストの人数を絞る必要がある
その他	挙式と写真撮影の両方の思い出を残せる	ロケーションフォトの場合は天候に左右される

挙式を兼ねたフォトウェディングの流れとしては、以下のようなものが一般的です。

• 午前：少人数の挙式
• 午後：挙式会場または近隣のロケーションでフォトウェディング撮影

このスタイルでは、挙式に参列してくれたゲストと一緒に写真撮影を行うことも可能です。また、挙式後に改めて衣装を着替えて、本格的なフォトウェディング撮影を行うこともできます。

挙式を兼ねたフォトウェディングは、費用を抑えつつ、挙式と写真撮影両方のメリットを享受できる魅力的な選択肢です。自分たちの希望や予算に合わせて、最適なプランを検討しましょう。

3. 費用を抑えるための具体的なプランニング術

(1)フォトウェディングと挙式のパッケージプラン活用

フォトウェディングと挙式を別々に手配すると、どうしても費用がかさんでしまいます。そこでおすすめなのが、両方をまとめて提供するパッケージプランの活用です。多くの式場やフォトスタジオでは、挙式とフォトウェディングをセットにしたお得なプランを用意しています。

パッケージプランには、様々なタイプがあります。例えば、挙式と衣装、写真撮影がセットになった基本プランや、アルバム制作、ヘアメイク、ブーケなどが含まれる充実プランなどです。これらのプラン内容を比較検討し、自分たちの希望や予算に合ったプランを選びましょう。

プランの種類	内容	費用
基本プラン	挙式、衣装、写真撮影	30万円〜
充実プラン	基本プラン＋アルバム、ヘアメイク、ブーケ	50万円〜
ロケーションプラン	基本プラン＋ロケーション撮影	70万円〜

※上記はあくまでも目安であり、実際の費用は式場やプラン内容によって異なります。

パッケージプランを利用するメリットは、費用の節約だけではありません。

• 挙式とフォトウェディングの手配を一括で済ませられるため、準備の手間を省くことができます。
• プランによっては、挙式当日にフォトウェディングの撮影を行うことも可能です。別日に撮影する場合に比べて、移動時間や着替えの手間を省き、効率的に準備を進められます。
• 担当プランナーに相談することで、自分たちの希望に合わせたプラン内容をカスタマイズできる場合もあります。

このように、パッケージプランを活用することで、費用を抑えつつ、希望通りのフォトウェディングと挙式を実現することができます。複数の式場やスタジオのパッケージプランを比較し、最適なプランを選びましょう。

(2)ゲストの人数を絞り込む

挙式とフォトウェディング、どちらも行うとなると費用がかさみます。そこで、費用を抑えるための大きなポイントとなるのが「ゲストの人数を絞り込む」ことです。

ゲストの人数が減れば、以下のように様々なコストを削減できます。

• 飲食費
• 引き出物代
• 会場使用料（ゲストの人数に合わせて会場の規模を変えることで費用を抑えられます）
• 席次表や席札などのペーパーアイテム代

ゲスト人数	費用目安(相場)
10人	50～100万円
30人	150～250万円
50人	250～350万円
100人	400～600万円

上記はあくまで目安ですが、ゲストの人数によって費用が大きく変動することがわかります。

誰を呼ぶか絞り込むのは難しい作業ですが、「本当に大切な人」をリストアップしてみましょう。家族や親族、親しい友人など、結婚の報告と喜びを分かち合いたい人を中心に招待リストを作成すると、自然と人数が絞り込まれるはずです。

また、挙式と披露宴を別々に行うのも一つの方法です。挙式には少人数の親族のみを招待し、披露宴は友人中心にするなど、招待するゲストの範囲を変えることで費用を抑えることができます。挙式をせず、フォトウェディングと会食会を組み合わせるという選択肢もあります。

誰を呼ぶか、どのような形式で行うか、様々な組み合わせを検討し、自分たちに合ったスタイルを見つけることが大切です。

(3)装飾や演出をシンプルにする

挙式やフォトウェディングにかかる費用を抑えるためには、装飾や演出をシンプルにすることも効果的です。華美な装飾や手の込んだ演出は費用がかさむ傾向があります。シンプルながらも自分たちらしさを表現できる方法を検討してみましょう。

例えば、高価な生花を多く使う代わりに、以下の方法を検討してみてはいかがでしょうか。

• 造花を一部取り入れる
• 季節感のあるグリーンやドライフラワーを活用する
• 装飾の規模自体を縮小する

これらの工夫によって、費用を抑えつつ会場の雰囲気を華やかに彩ることができます。

演出についても、派手な演出は費用がかさむため、シンプルながらも心に残る演出を検討しましょう。例えば、以下の様な演出はいかがでしょうか。

演出内容	メリット
ゲスト参加型の演出（結婚証明書への署名など）	ゲストとの一体感を演出できる
手作りアイテムの活用	温かみのある雰囲気を演出できる
音楽にこだわる	費用を抑えつつ感動的な雰囲気を演出できる

上記以外にも、自分たちに合った方法で装飾や演出をシンプルにすることで費用を抑えることができます。費用面だけでなく、準備の手間も軽減できるため、時間がないカップルにもおすすめです。

4. フォトウェディングと挙式を成功させるためのポイント

フォトウェディングと挙式を成功させるためには、事前の準備と計画が大切です。両方をスムーズに進めるためのポイントをいくつかご紹介します。

項目	内容
スケジュール管理	挙式日やフォトウェディングの撮影日、衣装選び、打ち合わせなどのスケジュールをしっかりと管理しましょう。特に、結婚式の準備は多くのタスクを抱えがちです。余裕を持ったスケジュールを立て、計画的に進めることが重要です。
ロケーション選び	フォトウェディングの撮影場所選びは、写真の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。希望の雰囲気や季節に合ったロケーションを選びましょう。挙式会場の雰囲気とのバランスも考慮すると、より統一感のある印象になります。
衣装選び	ドレスや和装など、衣装選びも大切なポイントです。フォトウェディングと挙式で同じ衣装を着る場合、挙式会場と撮影ロケーションの雰囲気に合うかどうかも考慮しましょう。
コミュニケーション	フォトグラファーやプランナー、式場担当者とのコミュニケーションも大切です。希望の雰囲気やイメージをしっかりと伝え、疑問点や不安なことは積極的に相談しましょう。スムーズな進行のために、密な連携を心がけてください。
体調管理	フォトウェディングや挙式当日は、最高の状態で臨みたいものです。体調管理には十分に気を配り、万全のコンディションで当日を迎えられるようにしましょう。

これらのポイントを押さえることで、フォトウェディングと挙式を成功させ、忘れられない思い出を作りましょう。

5. まとめ：フォトウェディングと挙式を両立して、最高の思い出を！

フォトウェディングと挙式、どちらも叶えることは決して不可能ではありません。費用の心配や準備の手間に不安を感じている方も、工夫次第で理想の結婚式を実現できます。

項目	ポイント
費用を抑える	パッケージプランの活用、ゲストの人数調整、装飾・演出のシンプル化など、様々な方法で費用を抑えることが可能です。
満足度を高める	事前に希望やイメージを明確にし、プランナーとの綿密な打ち合わせを行うことで、満足度の高い結婚式を実現できます。
無理のない計画を	余裕を持ったスケジュールで準備を進め、自分たちに合ったスタイルで、無理なく楽しみながら準備を進めましょう。

具体的なプランニング術としては、以下の3点が重要です。

• 徹底的な情報収集：インターネットやブライダルフェアなどを活用し、様々な情報を集めましょう。複数の業者を比較検討することで、費用やサービス内容を把握し、最適な選択ができます。
• 優先順位の設定：費用や内容など、何を重視したいかを明確にしましょう。「挙式にこだわりたい」「写真はハイクオリティにしたい」など、優先順位を決めることで、プランニングがスムーズに進みます。
• プロの活用：ウェディングプランナーに相談することで、自分たちに合ったプランを提案してもらえます。専門家のアドバイスを受けることで、準備の負担を軽減し、よりスムーズに結婚式を進めることができます。

フォトウェディングと挙式を組み合わせることで、一生の思い出に残る特別な一日を創り上げることができます。費用を抑えつつも、自分たちらしい理想の結婚式を実現し、最高の思い出を刻みましょう。