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フォトウェディング後のお食事会 完全ガイド!流れ/費用/マナーを徹底解説

1. はじめに:フォトウェディング後のお食事会とは?

近年、フォトウェディングを選択するカップルが増加しています。それに伴い、写真撮影後にお食事会を開くケースも多くなってきました。そもそも、なぜフォトウェディング後にお食事会をするカップルが増えているのでしょうか?

理由説明
写真だけでは伝えきれない感謝を伝えられるフォトウェディングは、基本的に新郎新婦が主役です。お食事会を開くことで、これまでお世話になった方々へ直接感謝の気持ちを伝えることができます。
両家顔合わせを兼ねられる結婚式を行わない場合、両家顔合わせの場としてお食事会を活用できます。フォーマルな場にもカジュアルな場にも対応できるため、両家の希望に合わせたスタイルを選べます。
友人との時間を気軽に楽しめる格式張った結婚式とは異なり、リラックスした雰囲気の中で友人と楽しい時間を過ごせます。
結婚式の費用を抑えつつ、お祝いできる結婚式に比べて費用を抑えつつ、結婚の報告とお祝いの場を設けることができます。

お食事会には、結婚式とは異なる魅力があります。具体的には、以下のようなことが叶えられます。

  • 親しい人たちとゆっくり時間を過ごせる
  • 形式にとらわれず、自由な演出ができる
  • 新郎新婦の個性を表現できる
  • アットホームな雰囲気で結婚の喜びを分かち合える

次の章では、フォトウェディング後のお食事会のスタイルについて詳しく解説していきます。

2. フォトウェディング後のお食事会 3つのスタイル

フォトウェディング後のお食事会には、大きく分けて3つのスタイルがあります。それぞれのスタイルの特徴を理解し、自分たちにぴったりのスタイルを選びましょう。

スタイル特徴ゲスト費用相場
レストランウェディング格式高いレストランで、本格的なコース料理を楽しめるスタイル。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しみたい方におすすめです。親族・親しい友人1人あたり1万円〜
1.5次会レストランやカフェなどを貸し切って、カジュアルな雰囲気で行うスタイル。自由度が高く、演出や余興などを自由にアレンジできます。友人中心。親族も招待する場合も。1人あたり5千円〜1万円
少人数会食親族や親しい友人など、少人数でアットホームな雰囲気で行うスタイル。肩肘張らずに、和やかな時間を過ごしたい方におすすめです。親族・親しい友人1人あたり5千円〜

フォーマルなレストランウェディングでは、落ち着いた雰囲気の中でゲストへのおもてなしに集中できます。1.5次会は、自由度の高さが魅力です。カジュアルな雰囲気の中で、ゲストと一緒に楽しめる演出を取り入れるなど、自分たちらしいアレンジが可能です。少人数会食は、親しい人たちとゆっくり語り合う温かい会が叶います。それぞれのスタイルのメリット・デメリットを考慮し、自分たちの希望やゲストの顔ぶれに合わせて最適なスタイルを選びましょう。

3. お食事会を成功させるための準備

(1)いつ、どこで、誰と? 3つのポイントを押さえる

フォトウェディング後のお食事会を計画する上で、まず最初に決めるべき重要な3つのポイント、「いつ」「どこで」「誰と」について解説します。これらの要素を明確にすることで、会場選びや招待客への連絡もスムーズに進みます。

項目説明検討ポイント
いつ開催日時・フォトウェディングと同日か後日か
・ゲストの都合の良い曜日や時間帯
・季節や天候
どこで開催場所・自宅、レストラン、ホテルなど
・アクセス
・雰囲気
誰と招待客・家族のみか、友人や職場関係者も呼ぶか
・人数

①いつ開催するか?

フォトウェディングと同日に行う場合は、移動時間やゲストの負担も考慮しましょう。後日開催の場合は、なるべく早めに日程を決め、招待客に連絡することが大切です。

②どこで開催するか?

参加人数や雰囲気、予算に合わせて最適な場所を選びましょう。レストランやホテルであれば個室の利用も検討できます。自宅であればアットホームな雰囲気で、費用も抑えられます。

③誰を招待するか?

家族や親族中心のアットホームな会にするか、友人や職場関係者も招いて盛大なパーティーにするかなど、おふたりの希望に合わせて決めましょう。招待客の人数は、会場選びや予算にも影響するため、早めに確定しましょう。

(2)予算決め:お食事会の相場と費用を抑えるコツ

フォトウェディング後のお食事会の予算は、ゲストの人数や会場のランク、料理のコース内容によって大きく変動します。相場を把握し、予算を抑えるコツを掴んで、無理のない範囲で計画を立てましょう。

項目相場
1名あたり5,000円~15,000円程度
全体10万円~50万円程度(30名で計算した場合)

お食事会の費用を抑えるには、以下のポイントが重要です。

  • 会費制の導入:ゲストの負担を軽減しつつ、予算をコントロールできます。招待状で会費制であることを明記し、金額も提示しましょう。
  • ランチタイムの活用:ディナータイムよりも比較的リーズナブルな価格で利用できる場合が多いです。
  • 平日の利用:土日祝日と比べて、会場の料金設定が低いことが多いです。
  • 持ち込みの検討:会場によっては、引き出物や飲み物などの持ち込みを許可している場合があります。持ち込み料が発生するケースもあるので、事前に確認しましょう。
  • 早期予約割引の活用:多くの会場では、早期予約で割引が適用されるプランを用意しています。早めに会場を決定することで、お得に利用できます。
  • コース料理ではなくビュッフェ形式:ゲストが自由に料理を選べるビュッフェ形式は、コース料理よりも費用を抑えられる場合があります。
  • 手作りアイテムの活用:席札やウェルカムボードなどを手作りすることで、費用を抑えつつオリジナリティを演出できます。

これらのポイントを踏まえ、自分たちの予算に合ったお食事会を計画しましょう。

(3)会場選び:失敗しないためのチェックポイント

お食事会の会場選びは、成功を左右する重要なポイントです。ゲストの人数や雰囲気、予算などを考慮し、最適な会場を選びましょう。

項目チェックポイント
ゲストの人数会場はゲストの人数に合った広さであるか?
窮屈すぎたり、広すぎたりしないか?
アクセス主要駅からのアクセスは良いか?
車での来場が多い場合は駐車場の有無も確認
雰囲気会場全体の雰囲気は希望のイメージと合っているか?
フォーマル、カジュアルなど、お食事会の目的に合った雰囲気か?
予算料理のコースや飲み放題の料金は予算内か?
その他、会場使用料やサービス料など、追加費用も確認しておく
設備プロジェクターやスクリーン、音響設備など、必要な設備が揃っているか?
ゲストに子連れが多い場合は、キッズスペースの有無も確認
プライバシー他のお客さんと一緒にならない、個室や貸切が可能か?
写真撮影や余興を気兼ねなく行えるか?

これらのチェックポイントを参考に、複数の会場を比較検討し、後悔のない会場選びをしましょう。見学や問い合わせを通して、疑問点を解消しておくことも大切です。

例えば、ゲストに高齢者や小さな子どもがいる場合は、バリアフリー対応やキッズスペースの有無を優先的に確認すると良いでしょう。また、落ち着いた雰囲気を希望する場合は、個室や貸切が可能な会場を選ぶと、他のお客さんを気にすることなくゆったりと過ごせます。

(4)ゲストへのおもてなし:招待状から当日までの流れ

ゲストへのおもてなしは、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。招待状から当日までの流れをスムーズに進めることで、ゲストに気持ちよく過ごしてもらうことができます。

まず、招待状は結婚式の招待状とは異なるカジュアルなデザインを選び、挙式・披露宴を行わない旨とフォトウェディング実施済みの旨を明記しましょう。

項目内容
発送時期お食事会の1ヶ月~2ヶ月前
記載事項日時・場所・ドレスコード(あれば)・出欠確認の方法・フォトウェディングの写真(任意)

出欠確認後、席次表を作成します。ゲスト同士の関係性も考慮し、会話が弾むような配置を心がけましょう。アレルギーや苦手な食べ物があるゲストには事前に確認し、配慮しておきましょう。

当日は、ウェルカムスペースにフォトウェディングの写真を飾ったり、ゲストブックを用意したりするのもおすすめです。また、プチギフトを用意しておくと、ゲストに喜ばれます。

時期ゲストへのおもてなし
招待状発送後出欠の確認連絡
1週間前最終確認の連絡(アレルギーや当日の持ち物など)
当日ウェルカムドリンク、席札、プチギフトなど

これらのポイントを押さえることで、ゲストに感謝の気持ちが伝わる、あたたかいお食事会になるでしょう。

(5)演出アイデア:思い出に残る演出でゲストを喜ばせる

お食事会をより特別なものにするために、ゲストが楽しめる演出を取り入れてみましょう。ゲスト参加型の演出は、一体感を生み出し、より思い出深い時間となります。

演出説明メリット
ゲスト参加型ムービーゲストからのメッセージビデオを上映サプライズ性が高く、感動的な演出に
フォトスライドショー新郎新婦の思い出の写真を上映和やかな雰囲気を演出
ウェディングケーキ入刀ゲストと一緒にケーキカット華やかで写真映えも抜群
キャンドルサービス各テーブルを回り、キャンドルに火を灯すゲストとの距離を縮められる
歓談中のゲーム簡単なゲームで盛り上げるゲスト同士の交流を深める
手紙朗読両親やゲストへの感謝の気持ちを伝える感動的な雰囲気に
余興友人や家族によるパフォーマンス会場を盛り上げる

これらの演出は、会場の雰囲気やゲストの人数、予算に合わせて選ぶことが重要です。また、演出によっては事前の準備が必要となる場合もありますので、余裕を持って計画しましょう。オリジナリティあふれる演出で、ゲストを喜ばせ、忘れられない一日を演出しましょう。

4. 当日の流れとマナー:スムーズな進行と失礼のない振る舞い

当日の流れを把握し、マナーを守ることで、お食事会はよりスムーズに、そして思い出深いものになります。一般的な流れと、ゲスト・新郎新婦それぞれが気を付けるべきマナーをご紹介します。

時間内容ゲストのマナー新郎新婦のマナー
受付開始(15分前)ゲストの受付開始時間に遅れないようにする。受付で記帳を済ませる。ゲストをお迎えする準備を整え、笑顔で迎える。
開宴新郎新婦入場、開宴の挨拶着席し、開宴を待つ。元気よく入場し、感謝の気持ちを込めて挨拶をする。
乾杯乾杯の音頭に合わせて乾杯乾杯の音頭の方の話を聞き、グラスを準備する。乾杯の音頭の方へのお礼を忘れずに。
歓談・食事ゲストとの歓談、食事を楽しむ時間新郎新婦や他のゲストと積極的に交流する。料理を残さないようにする。各テーブルを回り、ゲストへ感謝の気持ちを伝える。写真撮影などにも応じる。
余興・演出友人や親族による余興やサプライズ演出出演者への配慮を忘れずに、楽しむ。余興や演出をしてくれる方へ感謝の気持ちを伝える。進行状況を把握する。
新郎新婦挨拶新郎新婦からゲストへの感謝の言葉最後まで話を聞き、新郎新婦を祝福する。感謝の気持ちを込めて、丁寧に挨拶をする。
閉宴閉宴の挨拶、新郎新婦のお見送り新郎新婦へお祝いの言葉を伝える。ゲスト一人ひとりに感謝の言葉を伝える。

スムーズな進行のためには、時間配分を事前に確認し、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。歓談の時間を十分に確保することで、ゲストとの交流を深めることができます。

また、服装は会場の雰囲気に合わせた服装を選びましょう。カジュアルなレストランであれば、フォーマルすぎない

5. まとめ:フォトウェディング後のお食事会で素敵な思い出を

フォトウェディング後のお食事会は、大切な人たちと喜びを分かち合い、感謝の気持ちを伝える特別な時間です。結婚式の披露宴とはまた違った、アットホームで温かな雰囲気の中で、思い出深いひとときを過ごせることでしょう。

準備は大変に感じるかもしれませんが、事前の計画とゲストへの心遣いを大切にすることで、よりスムーズで思い出深い会となります。

項目内容
ゲストの人数誰を呼ぶかによって、会場の規模や料理の量が変わるため、早めに確定しましょう。
予算会場費、料理・飲み物代、引き出物代など、何にどれくらい費用がかかるのかを把握し、予算内で収まるように計画しましょう。
会場アクセス、雰囲気、設備などを考慮して、ゲストにとって快適な会場を選びましょう。
スケジュール招待状の発送、出欠確認、席次表の作成など、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。

どんな形のお食事会にするかは、お二人の希望やゲストの顔ぶれによって様々です。かしこまったスタイルではなく、カジュアルな雰囲気でリラックスして過ごしたい、あるいは、美味しい料理を囲んでゆっくりと語り合いたいなど、お二人の想いを大切に、ゲストにとって居心地の良い空間を演出しましょう。

準備から当日まで、大変なこともあるかもしれませんが、フォトウェディング後のお食事会は、写真だけでは残せない、かけがえのない思い出となるはずです。ぜひ、素敵な会を企画し、大切な人たちとの絆を深めてください。

yuen wedding 編集部
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yuen wedding 編集部

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