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【料金相場付き】結婚式ムービーは自作?外注?写真選びの注意点も解説

1. はじめに:結婚式ムービー準備、何から始める?

結婚式の準備は決めることが盛りだくさん。 結婚式のテーマや会場が決まったら、早めに準備を始めたいことの1つに「結婚式ムービー」があります。 いざ準備を始めようと思っても、「何から手をつければいいか分からない…」 「どんなムービーを作るべきかイメージがわかない…」 という方もいるのではないでしょうか?

この章では、結婚式ムービーの準備をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。

2. 結婚式ムービーの基礎知識

結婚式で使うムービーには、主に「オープニングムービー」「プロフィールムービー」「エンドロールムービー」の3つの種類があります。 それぞれ上映されるタイミングや役割が異なり、費用相場も違います。

(1) 結婚式で使うムービーの種類

ムービーの種類説明
オープニングムービー披露宴の始まりに上映するムービー。二人の入場を盛り上げる役割があります。
プロフィールムービー新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを紹介するムービー。披露宴の中盤で上映されることが多いです。
エンドロールムービー披露宴の締めくくりに上映するムービー。ゲストへの感謝の気持ちを込めて、披露宴の感動を振り返ります。

(2) ムービー制作にかかる費用相場

制作方法費用相場
外注5万円~30万円程度
自作0円~1万円程度(編集ソフト代など)

費用相場は、依頼する制作会社やムービーの内容、長さによって大きく異なります。

(1) 結婚式で使うムービーの種類

– オープニングムービー

結婚式のはじまりを告げるオープニングムービーは、ゲストの期待感を高める重要な役割を担います。

オープニングムービーで使用する曲は、明るい雰囲気の曲や感動的な曲など、ふたりの結婚式のテーマに合わせたものを選びましょう。

ジャンル曲のイメージおすすめポイント
アップテンポな曲明るく楽しい雰囲気ゲストの気分を高め、結婚式への期待感を高める
しっとりとした曲感動的でロマンティックな雰囲気結婚式の厳かな雰囲気を演出し、感動的なオープニングを演出

オープニングムービーは、シンプルな構成ながら、ふたりの個性や結婚式のテーマが伝わるような映像に仕上げることが大切です。

– プロフィールムービー

プロフィールムービーは、新郎新婦の生い立ちや馴れ初めをゲストに紹介するムービーです。

結婚式で流すムービーの中でも定番中の定番と言えるでしょう。

プロフィールムービーで使用する写真の選び方のポイントは下記の通りです。

パート写真の選び方のポイント
幼少期可愛らしい写真や、両親との微笑ましい写真を選ぶ
学生時代部活動やサークル、友人との写真で、当時を懐かしんでもらえるような写真を選ぶ
社会人仕事に励む姿や、同僚との写真で、成長を感じさせる写真を選ぶ
恋愛期二人の思い出の場所や、デートの様子が伝わる写真を選ぶ。プロポーズの瞬間を写真で入れるのもおすすめ

写真の内容だけでなく、時系列に沿って写真を選ぶことで、ゲストがよりストーリーを感じやすくなるでしょう。

– エンドロールムービー

エンドロールムービーとは、披露宴の結びに流すムービーです。披露宴の締めくくりとして、ゲストへの感謝の気持ちを伝えるとともに、結婚式の様子を振り返る意味があります。

エンドロールムービーで使用する写真の選び方のポイントは下記の通りです。

ポイント詳細
写真の内容・挙式・披露宴中のスナップ写真
・ゲスト一人ひとりの顔がはっきりと写っている写真
・感謝の気持ちが伝わるような、笑顔の写真
枚数・曲の長さにもよるが、100枚程度が目安

写真の選定が終わったら、ムービー制作ソフトに取り込み、結婚式全体の雰囲気や、新郎新婦の好みに合ったBGMを選びましょう。感謝のメッセージや、未来に向けての決意表明などをテロップで入れるのもおすすめです。

(2) ムービー制作にかかる費用相場

– 外注の場合

結婚式ムービーを外注する場合、依頼先となる制作会社によって費用相場は異なります。 主な制作会社の種類と費用相場は以下の通りです。

制作会社の種類費用相場特徴
ビデオ撮影業者20~40万円程度クオリティの高いムービー制作や、撮影から編集までワンストップで依頼できる点が魅力です。
制作会社10~30万円程度多様なデザインテンプレートや演出オプションを用意している点が特徴です。
フリーランス5~20万円程度制作会社に比べて低価格で依頼できる場合が多いですが、クオリティは制作担当者によって差があります。

費用を抑えるポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • パッケージプランの利用
  • テンプレートの使用
  • ムービーの長さを短くする
  • 撮影のみを依頼する

などがあります。 プラン内容や費用をよく比較検討し、自分たちの予算や希望に合った制作会社を選びましょう。

– 自作の場合

結婚式ムービーを自作する場合、費用は無料から数万円程度まで抑えることが可能です。

費用項目金額の目安備考
編集ソフト無料〜数千円無料ソフト、スマホアプリ、有料ソフトなどがあります。
音楽素材無料〜数千円無料素材、有料素材サイトなどがあります。
DVD作成ソフト/サービス無料〜数千円無料ソフト、有料ソフト、業者への依頼などがあります。
DVDメディア数百円記録容量や枚数によって異なります。

費用を抑えるポイントとしては、無料の編集ソフトや音楽素材を活用すること、DVDメディアをまとめ買いしないことが挙げられます。また、友人に協力してもらうのも良いでしょう。

3. 【タイプ別】結婚式ムービーの選び方

(1) ゲストに楽しんでもらいたいなら「外注」

結婚式ムービーを外注する最大のメリットは、ゲストに楽しんでもらえる質の高い作品が期待できることです。プロの技術とセンスを活かした映像は、思い出に残る素晴らしいものになるでしょう。

外注のメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット
    • 質の高いムービーが期待できる
    • 時間と手間を節約できる
  • デメリット
    • 費用がかかる
    • 自分たちのイメージと異なる場合がある

外注を検討する際は、予算に応じて適切なサービスを選ぶことが大切です。おすすめの外注サービスを価格帯別に紹介します。

価格帯サービス例特徴
低価格帯ムービーマートテンプレートを使用した手軽な制作
中価格帯Lovemovオリジナリティのある映像制作
高価格帯LIFE STYLE MOVIE完全オーダーメイドの高品質映像

外注を選ぶ際は、過去の制作実績やお客様の声を参考にしましょう。また、自分たちの希望をしっかり伝え、イメージのすり合わせを行うことで、満足度の高いムービーが完成します。

(2) 低予算でこだわりたいなら「自作」

結婚式の費用を抑えたい、または自分たちらしさを存分に表現したいカップルには、ムービーの自作がおすすめです。自作には以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 費用を大幅に抑えられる
  • 自分たちのこだわりを細部まで反映できる
  • 作成過程自体が思い出になる

デメリット

  • 時間と手間がかかる
  • 編集技術やセンスが必要になる場合がある
  • 高品質な仕上がりを求めると外注より高くなることも

自作を決意したら、まずは自分のスキルレベルに合ったツールを選びましょう。おすすめのツールを難易度別に紹介します。

難易度おすすめツール特徴
初心者向けGoogleフォト無料で簡単に作成可能
中級者向けiMovieMacユーザーなら使いやすい
上級者向けAdobe Premiere Proプロ並みの編集が可能

ツールを選んだら、次は写真選びや構成を考えていきます。自作ならではの魅力を最大限に引き出すために、時間をかけて丁寧に作り上げていきましょう。

4. 結婚式ムービー自作の準備

(1) 写真選び

結婚式ムービーを自作する上で、最も重要と言えるのが写真選びです。写真の内容によって、ムービー全体の雰囲気や完成度が大きく左右されます。素敵なムービーを作るためには、写真の質だけでなく、写真の内容や構成も意識することが大切です。

項目説明
解像度写真の鮮明さを示す指標です。解像度が高いほど、写真は鮮明に表示されます。
アスペクト比写真の縦横比です。ムービーと写真の比率が異なると、写真が歪んで表示されたり、黒い帯が出てしまったりすることがあります。

ムービーに使用する写真は、結婚式という特別な日の雰囲気にふさわしいものを選びましょう。ゲストも一緒に写っている写真や、新郎新婦の笑顔が素敵な写真など、見ている人が幸せな気持ちになれるような写真を選ぶと良いでしょう。

写真を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 解像度が高い写真を選ぶ
  • アスペクト比を統一する
  • 時系列順に写真を並べる
  • ゲストとの思い出の写真を入れる
  • 子ども時代の写真はバランスよく入れる
  • コラージュ写真やサイズの小さい写真は避ける

これらのポイントを踏まえることで、よりクオリティの高い結婚式ムービーを作ることができます。

– パート別の写真の選び方のポイント

結婚式ムービーは、どのパートで使うかによって写真を選ぶポイントが変わってきます。それぞれのムービーに合った写真を選ぶことで、より感動的で記憶に残るムービーを制作することができます。

ムービーの種類写真選びのポイント
オープニングムービー・ふたりの出会いや、これまでの思い出が伝わる写真を選ぶ
・明るく笑顔が印象的な写真を選ぶ
・ゲストの期待感を高めるような、おしゃれな写真を選ぶ
プロフィールムービー・幼少期から現在までの成長がわかる写真を選ぶ
・家族や友人との写真など、人となりが伝わる写真を選ぶ
・新郎新婦それぞれの個性を表現できる写真を選ぶ
エンドロールムービー・結婚式当日の写真や、ゲストとの写真を選ぶ
・感謝の気持ちが伝わる写真を選ぶ
・ふたりの未来を感じさせる写真を選ぶ

例えば、オープニングムービーでは、ふたりの出会いのきっかけとなった場所や、旅行先での写真など、ふたりのストーリーを感じさせる写真を選ぶと良いでしょう。プロフィールムービーでは、幼少期の可愛らしい写真や、学生時代の写真など、ゲストが知らない一面を見せることで、親近感を持ってもらうことができます。エンドロールムービーでは、結婚式当日のスナップ写真や、ゲストとの集合写真など、楽しかった一日の思い出を振り返ることができる写真を選ぶと良いでしょう。

(2) 写真データ化

– 実家にあるアルバムをデータ化する方法

結婚式ムービーに使う写真を実家から集める場合、アルバムの写真をデータ化する必要があります。アルバムの写真をデータ化するには、主に3つの方法があります。

方法メリットデメリット
スキャンサービスを利用する高画質でデータ化できる
手間がかからない
費用がかかる
納期がかかる場合がある
自宅スキャナーを使う比較的安価にデータ化できるスキャンサービスに比べて画質が劣る場合がある
時間がかかる場合がある
写真撮影手軽にデータ化できる画質が劣る
光の反射の影響を受けやすい

それぞれの方法の特徴を理解し、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

  • スキャンサービスは、写真店や専門業者に依頼してアルバムの写真をデータ化してもらう方法です。高画質でデータ化できる点がメリットですが、費用と納期がかかる場合がある点はデメリットです。
  • 自宅スキャナーは、自分でスキャナーを購入して写真を読み込む方法です。スキャンサービスよりも安価にデータ化できますが、画質が劣る場合や、時間がかかる場合があります。
  • 写真撮影は、スマートフォンやデジタルカメラでアルバムの写真を撮影する方法です。手軽にデータ化できますが、画質が劣りやすく、光の反射の影響を受けやすいというデメリットがあります。

5. 結婚式ムービー自作:構成&演出アイデア

(1) オープニングムービー

結婚式のはじまりを告げるオープニングムービー。これから始まる結婚式の期待感を高める大切な役割を担っています。どんなオープニングムービーにするかによって、結婚式の雰囲気も大きく左右されます。

オープニングムービーにおすすめの曲

オープニングムービーの曲選びは、結婚式のテーマや雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

アップテンポな曲

明るく楽しい雰囲気で結婚式を始めたい場合におすすめです。ゲストも自然と笑顔になり、ワクワク感が高まります。

例:

  • Marry You / Bruno Mars
  • 恋 / 星野源
  • Happiness / 嵐

しっとりとした曲

感動的な雰囲気で結婚式を始めたい場合におすすめです。感謝の気持ちを込めて、これから始まる結婚式への期待感を高めることができます。

例:

  • 糸 / 中島みゆき
  • 未来へ / Kiroro
  • 365日 / Mr.Children

オープニングムービーの演出アイデア

オープニングムービーでは、さまざまな演出を取り入れることができます。

オープニングムービーで定番の演出

  • 新郎新婦の生い立ち写真を紹介
  • 結婚式の日付や場所を表示
  • 二人の出会いについて紹介

ゲストに楽しんでもらうための演出

  • ゲストからのメッセージ動画を挿入
  • 二人の思い出の場所を紹介
  • ユーモアのある写真や動画を挿入

感動的な演出

  • 両親への感謝のメッセージ
  • 新郎新婦からのメッセージ
  • 結婚式への意気込み

(2) プロフィールムービー

プロフィールムービーは、新郎新婦それぞれの生い立ちから出会いまでを写真と音楽で紹介するムービーです。ゲストに二人のことを知ってもらう良い機会となるので、結婚式では定番となっています。

  • プロフィールムービーにおすすめの曲
年代曲のイメージおすすめポイント
70~80年代ノスタルジック幅広い世代に受け入れられやすい
90年代明るく元気学生時代の写真と相性が良い
00年代おしゃれ流行に敏感な二人におすすめ
10年代~最新今っぽいムービーにしたい人向け

上記以外にも、二人の思い出の曲や好きなアーティストの曲など、雰囲気に合わせた曲を選ぶのもおすすめです。

  • プロフィールムービーの演出アイデア

定番の演出としては、時系列に沿って写真を紹介していく方法や、新郎新婦それぞれのパートに分けて紹介する方法があります。また、ゲスト参加型の演出として、二人の写真をゲストに持参してもらい、ムービー内で紹介するのもおすすめです。さらに、サプライズ演出として、両親への感謝のメッセージを込めるのも良いでしょう。

(3) エンドロールムービー

エンドロールムービーとは、披露宴の最後に流すムービーのことです。披露宴の締めくくりとして、ゲストへ感謝の思いを伝えるとともに、新郎新婦の未来に向けての門出を祝う意味合いがあります。

エンドロールムービーにおすすめの曲

エンドロールムービーでは、感謝の思いを伝える曲や、未来を感じさせる曲がよく選ばれます。

ジャンル曲のイメージ
J-POP感謝の気持ちを伝えるバラード絢香「ありがとうの輪」
福山雅治「家族になろうよ」
洋楽未来への希望を感じる壮大な曲Maroon 5「Sugar」
Bruno Mars「Marry You」

エンドロールムービーの演出アイデア

エンドロールムービーでは、ゲストの名前を流すだけでなく、様々な演出を取り入れることができます。

  • エンドロールムービーで定番の演出
    • ゲストの名前を流す
    • 当日の写真やスナップ写真を流す
    • 新郎新婦からのメッセージを添える
  • ゲストへのメッセージ
    • ゲスト一人ひとりに向けたメッセージを添える
    • ゲストとの思い出の写真を流す
  • 花嫁からの手紙
    • 花嫁から両親への手紙を朗読する様子を流す
    • 手紙の内容をテロップで表示する

これらの演出を取り入れることで、より感動的で記憶に残るエンドロールムービーを作成することができます。

6. まとめ:理想の結婚式ムービーを叶えよう!

結婚式ムービーは、上映時間や演出内容など、こだわりたいポイントを押さえておくことが大切です。

ムービー制作スケジュール例

工程締め切り目安
依頼先決定(自作の場合、制作開始)3ヶ月前
写真・動画素材の収集2ヶ月前
ムービー内容の決定1.5ヶ月前
ムービー制作会社へ依頼(自作の場合、制作)1ヶ月前
ムービーの確認・修正2週間前
ムービー納品1週間前

上記はあくまでも目安です。余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。

特に、外注する場合には、クオリティや納期など、事前にしっかり確認しておくことが重要です。

自作する場合には、早めの準備が成功の鍵となります。時間に余裕を持って、理想の結婚式ムービーを作り上げましょう。