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結婚式費用を抑えたい!ウェディング ロケーション撮影の相場と賢く節約するコツ

1. はじめに:結婚式費用を抑えたいカップルへ

人生の晴れ舞台である結婚式。しかし、結婚式には何かとお金がかかります。
近年では、結婚式の費用を抑えたいと考えるカップルが増えています。

項目平均費用
結婚式全体359.7万円
結婚披露宴240.3万円
挙式56.7万円

(出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2022調べ)

結婚式費用の内訳を見ると、披露宴、挙式、衣装、写真撮影など、様々な費用が発生します。
その中でも、写真撮影は結婚式の思い出を形に残す上で重要な要素の一つですが、費用を抑えることが可能な部分でもあります。

近年注目を集めているのが、**「ウェディングロケーション撮影」**です。
これは、スタジオではなく、屋外や思い出の場所など、好きな場所で写真撮影を行うスタイルです。
ロケーション撮影は、従来のスタジオ撮影に比べて費用を抑えられる場合があり、結婚式の費用全体を節約したいカップルにとって魅力的な選択肢となっています。

次の章では、ウェディングロケーション撮影について詳しく解説していきます。

2. ウェディングロケーション撮影とは?

(1) 結婚式とは違う魅力

結婚式は、多くのゲストを招いて盛大に行う人生の晴れ舞台です。一方、ウェディングロケーション撮影は、結婚式とは異なる魅力を持っています。

結婚式ロケーション撮影
ゲスト中心二人中心
形式ばった雰囲気リラックスした雰囲気
時間や場所の制約が多い時間や場所の制約が少ない

ロケーション撮影では、二人だけの時間を大切にしながら、自然体でリラックスした表情を写真に残すことができます。また、結婚式場では叶えられないような、思い出の場所や憧れの場所で撮影できることも大きな魅力です。

例えば、

  • 二人の出会いの場所
  • 思い出の旅行先
  • 映画やドラマのロケ地
  • 美しい自然が広がる公園
  • レトロな雰囲気の街並み

など、自由に場所を選ぶことができます。

さらに、ロケーション撮影では、衣装やポーズにもこだわることができます。ウェディングドレスだけでなく、私服や和装など、自分たちの好きな衣装で撮影することができます。また、カメラマンと相談しながら、二人らしい自然なポーズで撮影することができます。

このように、ロケーション撮影は、結婚式とは異なる魅力がたくさんあります。二人だけの特別な時間を写真に残したいカップルにおすすめです。

(2) ロケーション撮影の種類

– a. 国内ロケーション

国内ロケーション撮影では、日本の美しい風景を背景に思い出を残すことができます。人気のロケーションには、以下のような場所があります。

場所の種類具体的な例特徴
沖縄、湘南、九十九里浜青空と海のコントラストが美しい写真が撮れる
富士山、軽井沢、上高地雄大な自然の中で、壮大な雰囲気の写真を撮れる
東京、京都、横浜おしゃれな街並みを背景に、洗練された写真が撮れる
公園新宿御苑、代々木公園、上野公園緑豊かな自然の中で、リラックスした雰囲気の写真が撮れる
歴史的建造物神社仏閣、城古風な雰囲気の中で、厳かな写真が撮れる

これらの他にも、それぞれの地域ならではの魅力的なロケーションがたくさんあります。例えば、北海道の雪景色や、沖縄の青い海など、希望するイメージに合わせて選ぶことができます。また、思い出の場所や、二人の出会いの場所など、特別な意味を持つ場所を選ぶのもおすすめです。

国内ロケーション撮影のメリットは、移動距離が短く、費用を抑えやすい点です。また、言葉の壁がないため、安心して撮影に臨むことができます。

– b. 海外ロケーション

海外の美しい景色の中で撮影する海外ロケーション撮影は、非日常感溢れる特別な一枚を残せることが魅力です。

メリットデメリット
日本では撮影できない絶景を残せる撮影許可の取得や渡航費など費用がかさむ
ハネムーンと兼ねられる天候や災害などのリスクが高い
現地の文化や雰囲気を取り入れた撮影ができる語学の問題が発生する可能性がある

人気の撮影地は、ヨーロッパの街並み、ハワイのビーチ、アメリカの雄大な自然などがあります。費用は撮影地や日数によって大きく変動しますが、国内でのロケーション撮影と比べて高額になる傾向があります。

(3) ロケーション撮影のメリット・デメリット

ウェディングロケーション撮影には、スタジオ撮影とは異なるメリットが多くあります。しかし、メリットだけではありません。ロケーション撮影を検討する際には、デメリットも理解しておく必要があります。

メリット

  • 自分たちらしいこだわりの写真が残せる
  • ロケーション地での思い出作りができる
  • 自然な表情を引き出しやすい
  • スタジオ撮影に比べて自由度が高い

デメリット

  • 天候に左右される場合がある
  • 移動時間や費用がかかる場合がある
  • 撮影許可が必要な場所もある
  • スタジオ撮影に比べて費用が割高になりやすい
項目メリットデメリット
雰囲気自然体で個性的な写真天候に左右される
場所自由なロケーションを選択可能撮影許可・移動時間・費用
費用スタジオ撮影より高額になりやすい

このように、ウェディングロケーション撮影にはメリット・デメリットどちらも存在します。後悔のないように、両方をよく比較検討してから決断しましょう。

3. ウェディングロケーション撮影の相場

(1) 平均費用

ウェディングロケーション撮影の費用は、選ぶプランや内容によって大きく異なります。しかし、一般的な相場を知ることは、予算計画の第一歩として重要です。

全国平均では、ロケーション撮影の費用は15~25万円程度と言われています。ただし、これはあくまで目安であり、撮影内容や地域によって費用は大きく変動します。

項目平均費用
国内ロケーション撮影15~25万円
海外ロケーション撮影30~50万円

上記はあくまでも目安であり、撮影場所やプラン内容によって金額は変動します。例えば、人気の観光地や、こだわりの衣装、アルバム制作などのオプションを追加する場合は、費用がさらに高くなる傾向があります。

次の章では、費用に含まれるものについて詳しく解説していきます。

(2) 費用に含まれるもの

ウェディングロケーション撮影の費用には、一般的に以下の項目が含まれています。

項目説明
撮影料カメラマンの拘束時間や撮影データの枚数に応じた料金です。
衣装レンタル料ドレスやタキシード、和装など、衣装一式をレンタルする場合の費用です。
着付け料衣装を着用する際に、着付け師に依頼する場合の費用です。
ヘアメイク料金撮影当日のヘアセットやメイクアップアーティストに依頼する場合の費用です。
ロケーション使用料撮影場所によっては、別途使用料が発生する場合があります。
アルバム制作費撮影した写真を元に、アルバムを制作する場合の費用です。
データ納品費撮影データをCD-RやUSBメモリなどに保存して納品する場合の費用です。

ただし、プラン内容や撮影会社によって、含まれる項目や料金は異なります。見積もりを確認する際は、費用に何が含まれているのか、詳細を確認することが大切です。

(3) 費用を左右する要素

ウェディングロケーション撮影の費用は、以下のような要素によって大きく変動します。

要素説明
ロケーション人気の高い場所や、撮影許可を得るために費用が発生する場所は、その分費用が高くなる傾向があります。
衣装ドレスや着物のレンタル費用は、ブランドやデザイン、新作・旧作によって異なります。
オプションアルバムや写真データの追加、ヘアメイクや小物レンタルなどのオプションは、選択内容によって費用が加算されます。

その他にも、撮影時期や曜日、カメラマンの指名によっても費用は変動します。例えば、人気のシーズンや土日祝日は割増料金が発生する場合があります。

これらの要素を踏まえ、自分たちの希望や予算に合ったプランを検討することが大切です。

4. 賢く節約!ロケーション撮影費用を抑えるコツ

(1) プラン内容の見直し

費用の節約には、まずプラン内容を見直してみることが大切です。撮影時間やカット数、アルバムのページ数など、本当に必要なものを見極めましょう。

項目見直し例
撮影時間半日プランから時間短縮プランへの変更
カット数必要最低限のカット数に見直し
アルバムのページ数ページ数を減らす、データのみプランへの変更
衣装のグレード衣装のランクを下げる

例えば、撮影時間を短縮したり、カット数を減らしたりするだけでも費用を抑えられます。アルバムは、ページ数を減らしたり、データのみのプランを検討したりすることも有効です。写真データがあれば、自分たちでフォトブックを作成することも可能です。

(2) データのみプランの検討

結婚式の写真は形に残したいけれど、アルバムは自分たちで作成したいというカップルには、「データのみプラン」がおすすめです。データのみプランとは、撮影データのみを提供するプランのことです。

従来のプランでは、アルバムや写真が含まれているため費用が高額になりがちでした。しかし、データのみプランであれば、アルバム作成や写真のプリント代をカットできます。

プランメリットデメリット
データ込みプランアルバムや写真がセットで受け取れる費用が高額になりやすい
データのみプランデータ納品のため費用を抑えられるアルバム作成などは自身で行う必要がある

写真データがあれば、インターネット上のサービスを利用して、簡単にフォトブックやアルバムを作成できます。自分たちの好みに合ったデザインやレイアウトで、オリジナルのアルバム作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

(3) 衣装持ち込み

多くの場合、ウェディングドレスやタキシードなどの衣装は撮影プランに含まれています。しかし、「お気に入りのブランドのドレスを着たい」「費用を抑えたい」という方は、衣装の持ち込みを検討してみましょう。

持ち込みのメリット持ち込みのデメリット
費用を抑えられる場合がある持ち込み料が発生する場合がある
好きな衣装を選べる衣装の保管・運搬が必要

衣装を持ち込む場合は、事前に撮影スタジオまたはフォトスタジオに確認が必要です。持ち込み料が発生するかどうか、持ち込み可能な衣装の種類やサイズに制限があるかなどを確認しておきましょう。また、衣装の保管場所や運搬方法についても検討しておくと安心です。

(4) ヘアメイク持ち込み

ヘアメイクをプロのヘアメイクアーティストに依頼する場合、費用がかさんでしまいます。費用を抑えたい場合は、自分でヘアメイクをするか、友人に依頼することを検討してみましょう。持ち込み可能な場合、その分の費用を節約できます。

メリットデメリット
費用を抑えられる技術や仕上がりに不安がある
自分のイメージ通りのヘアメイクにできるイメージと異なる可能性がある
普段使い慣れた化粧品を使える持ち運びが大変

ただし、ロケーション撮影では、屋外での撮影になるため、天候や気温に合わせたヘアメイクが必要です。また、写真写りを考慮したメイクも重要になります。自信がない場合は、プロに依頼することをおすすめします。

(5) オプションの厳選

ロケーション撮影では、アルバム制作や写真データの追加購入、ムービー撮影、ドローン撮影など、さまざまなオプションが用意されています。

これらのオプションは魅力的ですが、費用がかさむ原因にもなります。本当に必要なオプションなのか、よく検討しましょう。

例えば、下記のような表を作成して比較検討すると、イメージがつきやすいでしょう。

オプション平均価格必要性備考
アルバム(20ページ)50,000円データがあれば自作も可能
写真データ50カット追加25,000円データの保存方法を確認
エンドロールムービー80,000円×結婚式で流す予定があるか確認
ドローン撮影30,000円撮影場所の規制を確認

上記はあくまで一例です。

予算や希望に合わせて、自分たちに必要なオプションを厳選することが大切です。

(6) 平日・オフシーズンの撮影

平日やオフシーズンは、土日祝日やハイシーズンに比べて撮影料金がリーズナブルに設定されていることが多いです。撮影会社の料金設定をよく確認してみましょう。

曜日割引率の目安
土日祝日通常料金
平日5~15%OFF
時期割引率の目安
ハイシーズン(3月~5月、9月~11月)通常料金
オフシーズン(6月~8月、12月~2月)5~15%OFF

上記はあくまでも目安であり、撮影会社やプランによって割引率は異なります。

休日よりも費用を抑えて撮影したいカップルにおすすめの方法です。

(7) 早期予約割引の活用

多くのフォトスタジオでは、撮影日の数ヶ月以上前に予約をすることで、料金が割引になる「早期予約割引」を設けています。

割引名割引率の目安適用条件の目安
早期予約割引5~10%OFF6ヶ月前までの予約
フライングセール10~20%OFF1年前までの予約

割引率や適用条件はスタジオによって異なるため、複数のスタジオで確認してみましょう。

結婚式場が決まっている場合、撮影日を決定しやすいので、早めに予約をして割引を適用できる可能性が高まります。

また、人気のフォトスタジオは予約が埋まりやすい傾向にあるため、希望のスタジオがある場合は早期予約がおすすめです。

(8) キャンペーン情報のチェック

多くのフォトスタジオでは、定期的にキャンペーンを実施しています。
キャンペーンの内容はさまざまで、以下のようなものがあります。

キャンペーン内容例割引額の目安
早期予約割引10%OFF〜
平日・オフシーズン割引5%OFF〜
衣装・小物レンタル割引20%OFF〜
アルバム・写真データ追加割引10%OFF〜

これらのキャンペーンを利用することで、通常よりもお得にロケーション撮影を行うことができます。
フォトスタジオの公式サイトや、ウェディング情報サイトなどでこまめに情報をチェックしておきましょう。
また、複数のスタジオを比較検討することで、よりお得なプランを見つけられる可能性が高まります。

5. ロケーション撮影の注意点

(1) 撮影許可の確認

憧れのロケーションで撮影を行うには、事前に撮影許可を取得する必要がある場合があります。許可なく撮影を行うと、トラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。

撮影許可が必要となる主な場所は以下の通りです。

場所の種類許可の必要性申請先
公園・庭園多くの場合必要各公園・庭園の管理事務所
神社仏閣ほぼ必須各神社仏閣の管理事務所
公共施設(駅・空港など)必須各施設の管理者
私有地必須土地の所有者
ビーチ場合により必要各自治体

許可申請の手続きは、場所によって異なります。申請に必要な書類や料金、申請から許可が下りるまでの期間も異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

許可を得るためには、撮影内容や日時、参加人数などを申請書に記入し、提出する必要があります。場合によっては、撮影内容を説明する資料や、撮影機材の一覧などを提出するよう求められることもあります。

また、撮影場所によっては、撮影時間や使用できる機材に制限がある場合や、撮影後に報告書の提出を求められる場合もあります。許可条件をよく確認し、ルールを守って撮影を行いましょう。

(2) 天候への対策

ロケーション撮影は屋外で行うため、天候に左右される可能性があります。雨天や強風など、悪天候に見舞われた場合の対策を事前に考えておくことが大切です。

天候対策
雨天・撮影日の延期や、屋内での撮影に切り替えられるかを確認する。
・雨天決行の場合、透明の傘を用意したり、雨上がりの美しい風景を狙ったりするのも良いでしょう。
強風・風の影響を受けにくい場所を選ぶ。
・ヘアスタイルや衣装が乱れないよう注意する。
曇天・光量が不足するため、カメラの設定を調整する必要がある。
・曇り空でも幻想的な雰囲気の写真を撮ることができる場合もあります。
猛暑・こまめな水分補給と休憩を心がける。
・日焼け対策として、日焼け止めクリームや帽子などを用意する。
極寒・防寒対策をしっかり行う。
・カイロや温かい飲み物を用意する。

撮影当日の天候は予測が難しい場合もあるため、事前にスタジオやカメラマンと相談し、柔軟に対応できるよう準備しておきましょう。また、天候の変化に対応できるよう、撮影場所の近くに雨宿りできる場所や、防寒具などを用意しておくこともおすすめです。

(3) 移動手段の確保

ロケーション撮影では、撮影場所までの移動手段を事前にしっかりと考えておく必要があります。撮影場所によっては、公共交通機関でのアクセスが難しい場合や、移動時間が長くなってしまう場合もあるでしょう。

移動手段の確保については、主に以下の3つの選択肢が考えられます。

移動手段メリットデメリット
自家用車時間やスケジュールを自由に決められる駐車場の確保が必要
レンタカー自家用車と同様のメリット運転に不慣れな場所だと負担が大きい場合も
タクシー移動が楽費用がかかる

撮影場所までの距離やアクセス方法、撮影当日のスケジュールなどを考慮して、最適な移動手段を選びましょう。

また、移動手段によっては、事前に予約が必要な場合もあります。特に、レンタカーやタクシーの場合は、繁忙期には予約が取りにくい場合もあるため、早めに予約をしておくことをおすすめします。

さらに、撮影場所によっては、駐車場の確保が必要な場合もあります。撮影場所周辺の駐車場の状況を事前に調べておくとともに、駐車場の予約が必要な場合は、忘れずに予約をしておきましょう。

移動中のトラブルを防ぐためにも、移動手段は余裕を持って計画しておくことが大切です。

6. まとめ:後悔しないロケーション撮影を!

結婚式という一大イベントの中で、写真という形に残るロケーション撮影は、特にこだわりを持って臨みたいものです。この記事でご紹介したように、撮影プランや費用、注意点などを事前にしっかりと理解しておくことで、より満足度の高い思い出作りができます。

項目内容
プラン内容データのみプランやアルバムの種類など、希望に合ったものを選びましょう。
費用平均相場や費用を抑える方法を参考に、予算内で実現できるプランを見つけましょう。
注意点撮影許可や天候、移動手段など、事前に確認しておくべきポイントを押さえましょう。

後悔のない素敵なロケーション撮影を実現するために、以下のポイントを参考に、準備を進めていきましょう。

  • 自分の希望やイメージを明確にする
  • 複数の業者を比較検討する
  • 事前にしっかりと打ち合わせを行う
  • 当日はリラックスして撮影を楽しむ

一生に一度の大切な瞬間を、最高の形で写真に残しましょう。